コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

本瑞寺 (三浦市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本瑞寺
所在地 神奈川県三浦市三崎1-19-1
山号 海光山
宗派 曹洞宗
本尊 地蔵菩薩
創建年 応永元年(1394年
開基 三浦義意
法人番号 6021005008483 ウィキデータを編集
テンプレートを表示

本瑞寺(ほんずいじ)は、神奈川県三浦市にある曹洞宗寺院

前史

[編集]

鎌倉時代鎌倉幕府歴代将軍は当地を度々訪れており、別荘も構えていた。初代将軍源頼朝も3つの別荘を持っていた。頼朝の別荘は「桜の御所」「桃の御所」「椿の御所」と呼ばれており、別荘跡地はそれぞれ本瑞寺(当寺)・見桃寺大椿寺になっている[1]

歴史

[編集]

1394年応永元年)、三浦義意の開基である。義意は相模三浦氏最後の当主である。

境内鐘楼にある梵鐘とは別に、本堂には「康永三年(1344年)」の銘が入った梵鐘がある。神奈川県の重要文化財に指定されている[1]

墓地には、東京美術学校教授岩村透彫刻家北村四海の墓がある[1]

文化財

[編集]
  • 銅鐘(神奈川県指定重要文化財 昭和44年12月2日指定)[2]

交通アクセス

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年、269-273p
  2. ^ 神奈川県文化財目録(市町村別)神奈川県、71p

参考文献

[編集]
  • 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年