未踏事業
表示
未踏事業(みとうじぎょう)は、ITを駆使して様々な事業を展開できる優秀な人材を発掘・育成することを目的とした日本のプロジェクト[1]。著名な採択者に落合陽一、登大遊、まつもとゆきひろなどが居る。
概要
[編集]2000年度から2007年度までは「未踏ソフトウェア創造事業」という名称であり、採択年齢を20代前半に限定した未踏ユースも実施されていた[1]。
2008年度以降、名称を「未踏IT人材発掘・育成事業」に改称し、2010年度以降は旧未踏ユースの仕組みが統合された[1]。
2017年度より「未踏アドバンスト事業」を開催[1]。
2018年度より量子コンピュータの活用を目的とする「未踏ターゲット事業」を開催[1]。
提案者(未踏クリエイター)が、自身発案のプロジェクトを提案し、PM(プロジェクトマネジャー)が採択・指導するという形式で実施されている。
主な採択者とプロジェクト
[編集]- まつもとゆきひろ オブジェクト指向スクリプト言語Ruby次期バージョンの開発 2000年度 湯浅PM
- 登大遊 イーサネットのソフトウェア実装とトンネリングシステムの開発 2003年度未踏ユース 竹内PM
- 落合陽一 「電気が見える」デバイスとソフトウェアの開発 2009年度上期未踏ユース 首藤PM
PM(プロジェクトマネジャー)の一覧
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]外部リンク
[編集]- 未踏事業について | デジタル人材の育成 - IPA 独立行政法人 情報処理推進機構