コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

沖田龍児

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木村謙午から転送)

沖田 龍児(おきた りゅうじ)は日本の漫画家。父は同じく漫画家の木村えいじ[1]

来歴

[編集]

木村 謙午(きむら けんご)名義で1989年『マガジンスペシャル』に掲載された「常夏がやってきた!!」でデビュー。1990年の『週刊少年マガジン』6号から15号まで林廣美の原作による『金のフライパン』を連載[2]。1993年の『週刊少年サンデー』21・22合併号から1994年10号まで水球を題材とした『BFボーイズ』を連載し[3]、当人にとって初の単行本化されている[4]

1996年マガジンスペシャル「とべ!白馬すっとび愚連隊」でペンネームを沖田龍児に改め、一旦は『漫画アクション』や『漫画サンデー』、『ヤングキング』といった青年誌などに活動の場を移したが、2001年には『週刊少年チャンピオン』25号から50号まで『家族のオキテ』を連載[5]。その後は主に青年誌や女性誌で執筆しており、かつては山平重樹の原作による実録ヤクザ漫画なども描いていた。

2018年4月から『週刊漫画TIMES』において『ヤバい女に恋した僕の結末』を連載[6]。2022年10月から2024年5月にかけて、『漫画ゴラクスペシャル』27号より46号まで『ヤドリギサマ』を連載[7][8]

作品リスト

[編集]

木村謙午名義

[編集]

沖田龍児名義

[編集]
  • ドラマチックカンパニー(原作:小堀洋、双葉社『漫画アクション』)
  • Cry MAX(少年画報社ヤングキング』)
  • ほのかに雄叫!(少年画報社『キングダム』)
  • 好き好き!!極道パパ(双葉社漫画アクション』、全5巻)
  • 飛脚の金太(リイド社『鬼平犯科帳セレクション』(現『コミック乱』))
  • それ行け!赤マルぶっち隊(リイド社コミックボナンザ』)
  • デンジャラス柿崎(小学館『ビッグコミック増刊』)
  • 迷界への招待状(講談社『マガジンスペシャル』)
  • ガチンコ勝負伝説間男(少年画報社『ヤングキング』)
  • 無限 雀鬼桜井章一の原点(原作:安田潤司竹書房近代麻雀ゴールド』、全3巻)
  • 家族のオキテ(秋田書店週刊少年チャンピオン』、全3巻)
  • ミスターロープ(リイド社『リイドコミック』)
  • 極道パパ 麻雀編(竹書房『近代麻雀』『近代麻雀オリジナル』)
  • PEARL(少年画報社『ヤングキング』、1巻)
  • ZINGI!!極道パパ(双葉社『漫画アクション』、全3巻)
  • ハヤト(双葉社『スロマガコミックV7』)
  • ホスト魂(原作:松田康志、実業之日本社漫画サンデー』、Bコミ、全6巻)
  • 歌舞伎町悪名一家(原作:溝口敦、竹書房『特冊新鮮組』)
  • わっぱ金五郎(竹書房『近代麻雀オリジナル』)
  • デコトラ魂(実業之日本社『漫画サンデー』)
  • 中年番長ノブナガ(日本文芸社漫画ゴラク』)
  • 代紋キッズ(芳文社『週刊漫画TIMES』)
  • SLOTTERS HIGH(大都社『パチスロミリオンキング』)
  • 爆乳ぱち娘。くるみん(大都社『パチンコでるでるキング』)
  • バツ1トラベル(芳文社『週刊漫画TIMES』)
  • 土俵の魂(監修:元小結舞の海、実業之日本社『漫画サンデー』)
  • スロックイーン(日本文芸社『漫画パチスロ大連勝』)
  • ハマの利(竹書房『近代麻雀ゴールド』)
  • 天災一家モモヤマダ(日本文芸社『漫画ゴラク』)
  • 若女将はな(実業之日本社『漫画サンデー』、Bコミ、全4巻)
  • パスタでボ〜ノ(芳文社週刊漫画TIMES』、全7巻)
  • わんバディ!(集英社クリエイティブオフィスユー』)
  • 保護司トモ姉!(原作:かげやまあづさ、『オフィスユー』)
  • こひなンち(秋田書店『エレガンスイブ』)
  • パパはご指名致しません!(集英社クリエイティブ『オフィスユー』)
  • 笑咲の湯(集英社クリエイティブ『オフィスユー』)
  • パパはどうしてモテないの?(集英社クリエイティブ『オフィスユー』)
  • きすぐれて‥(原作:小堀洋、双葉社『週刊大衆』)
  • スマ倫な彼女たち(講談社デラックスコミックス、既刊2巻、マンガボックス電子版全9巻)
  • となりのPTA会長(芳文社『週刊漫画TIMES』)
  • ヤングラせぶんてぃ(集英社クリエイティブ『オフィスユー』)
  • ヤバい女に恋した僕の結末(芳文社『週刊漫画TIMES』2018年5月4日号[6] - 2023年2月3日号[9]
  • ヤドリギサマ(『漫画ゴラクスペシャル』27号[7] - 46号[8]、全4巻)
  • ウソツキ女と正直サイコ(芳文社『週刊漫画TIMES』2023年4月28日号[10] - 連載中)

脚注

[編集]
  1. ^ ふと父親(木村えいじ)が今の自分と同じ歳に何を描いていたんだろうと辿ってみたら…”. 沖田龍児 (2015年7月24日). 2018年8月9日閲覧。
  2. ^ 雑誌掲載作品:週刊少年マガジン 金のフライパン(木村謙午 / 林廣美)”. メディア芸術データベース. 2022年5月16日閲覧。
  3. ^ 雑誌掲載作品:週刊少年サンデー BFボーイズ(木村謙午)”. メディア芸術データベース. 2018年8月9日閲覧。
  4. ^ 単行本全巻:BFボーイズ(少年サンデーコミックス)”. メディア芸術データベース. 2018年8月9日閲覧。
  5. ^ 雑誌掲載作品:週刊少年チャンピオン 家族のオキテ(沖田龍児)”. メディア芸術データベース. 2018年8月9日閲覧。
  6. ^ a b 30歳童貞ホラー作家に初の恋人ができる「ヤバい女に恋した僕の結末」新連載”. コミックナタリー. ナターシャ (2018年4月20日). 2018年8月9日閲覧。
  7. ^ a b 洞窟探検中のカップルを襲う惨事、沖田龍児のサイコサバイバル「ヤドリギサマ」開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年10月15日). 2022年10月16日閲覧。
  8. ^ a b 島の洞窟ツアーで起きたサイコサバイバル「ヤドリギサマ」ゴラクスペシャルで完結”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年5月15日). 2024年5月15日閲覧。
  9. ^ 「ヤバい女に恋した僕の結末」完結、「夜と海」郷本の新作読み切りが週漫に掲載”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年1月20日). 2023年1月20日閲覧。
  10. ^ 「ヤバい女に恋した僕の結末」沖田龍児の新連載「ウソツキ女と正直サイコ」週漫で”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年4月14日). 2023年4月14日閲覧。

外部リンク

[編集]