木村紅美
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木村 紅美(きむら くみ、1976年1月5日[1] - )は、日本の小説家。宮城県仙台市出身。宮城県仙台向山高等学校、明治学院大学文学部芸術学科卒業。
略歴
[編集]- 1976年、兵庫県尼崎市に生まれる。
- その後、神奈川県横浜市、東京都杉並区、福岡県福岡市、千葉県千葉市と転じる。
- 小学校6年の途中から宮城県仙台市に。同地で中学校、高等学校を卒業。
- 大学では四方田犬彦に師事。
- ヴィレッジヴァンガード下北沢店に勤務。
- 2006年、「風化する女」で第102回文學界新人賞受賞。
- 2008年、「月食の日」で第139回芥川賞候補。
- 2013年、『夜の隅のアトリエ』で第35回野間文芸新人賞候補。
- 2017年、「雪子さんの足音」で第158回芥川賞候補。
- 2018年、『雪子さんの足音』で第40回野間文芸新人賞候補。
- 2019年、映画『雪子さんの足音』公開。
- 2020年、「しんぶん赤旗」で「あの子が石になるまえに」を7か月連載。
- 2022年、『あなたに安全な人』で第32回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。
- 2023年、『夜のだれかの岸辺』で第40回織田作之助賞候補。
作品リスト
[編集]- 『風化する女』(2007年、文藝春秋)
- 「風化する女」(『文學界』2006年6月号)
- 「海行き」(『文學界』2006年11月号)
- 『島の夜』(2007年、角川書店)
- 『イギリス海岸 イーハトーヴ短篇集』(2008年、メディアファクトリー)
- 『花束』(2008年、朝日新聞出版)
- 『月食の日』(2009年、文藝春秋)
- 「月食の日」(『文學界』2008年5月号)
- 「たそがれ刻はにぎやかに」(『文學界』2009年6月号)
- 『見知らぬ人へ、おめでとう』(2010年、講談社)
- 「見知らぬ人へ、おめでとう」(『群像』2010年3月号)
- 「野いちごを煮る」(『群像』2010年10月号)
- 「天使」(書き下ろし)
- 『黒うさぎたちのソウル』(2011年、集英社)
- 「黒うさぎたちのソウル」(『すばる』2010年6月号)
- 「ボリビアのオキナワ生まれ」(『すばる』2009年9月号)
- 『春待ち海岸カルナヴァル』(2011年、新潮社)
- 『夜の隅のアトリエ』(2012年、文藝春秋)
- 『まっぷたつの先生』(2016年、中央公論新社)
- 『雪子さんの足音』(2018年、講談社)
- 「雪子さんの足音」(『群像』2017年9月号)
- 『あなたに安全な人』(2021年、河出書房新社)
- 「あなたに安全な人」(『文藝』2021年秋季号)
- 『夜のだれかの岸辺』(2023年、講談社)
- 「夜のだれかの岸辺」(『群像』2023年1月号)
単行本未収録作品
[編集]- 「ねぐら探し」(『文學界』2007年6月号)
- 「卵を産む少女」(『小説すばる』2008年6月号)
- 「ハワイアンブルース」(『すばる』2008年9月号)
- 「こごえる旅」(『小説すばる』2009年1月号)
- 「漂流課長」(『小説宝石』2009年2月号)
- 「てぃびち屋の息子」(『小説宝石』2010年6月号)
- 「背中の裸婦」(『文學界』2011年5月号)
- 「八月は緑の国」(『文學界』2011年12月号)
- 「ナイト・ライド・ホーム」(『文學界』2013年9月号)
- 「八月の息子」(『文學界』2015年9月号)
- 「馬を誘う女」(『文學界』2016年8月号)
- 「灯台とチョコレート」(『小説BOC』2017年4号)
- 「夢を泳ぐ少年」(『すばる』2017年3月号)
- 「羽衣子」(『すばる』2018年3月号)
- 「わたしの拾った男」(『文學界』2018年11月号)
- 「夜の底の兎」(『群像』2019年9月号)
- 「あの子が石になるまえに」(『しんぶん赤旗』2020年3-10月)
- 「熊はどこにいるの」(『文藝』2024年秋季号)
脚注
[編集]- ^ 『すばる』2014年3月号執筆者紹介
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- kimukumi (@waremokouko1) - X(旧Twitter)