木村毬乃
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基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
誕生日 | 1993年3月1日(31歳) | |||
出身地 | 滋賀県 | |||
身長 | 164 cm[1] | |||
利き手 | 右 | |||
種目 | サーブル |
木村 毬乃(きむら まりの、1993年3月1日 - )は、日本のフェンシング選手[2][3][4]、モチベーショナルスピーカー。滋賀県大津市出身[5]。フェンシング女子サーブル元日本代表[6]。
経歴
[編集]父母や叔父、叔母もフェンシング競技をしているフェンシング一家に生まれる。
幼少期よりフェンシングに興味を抱き、滋賀県立石山高等学校に進学後、フェンシングを本格的に開始した[7][8]。高校2年時にジュニアオリンピック大会で優勝。高校3年時のインターハイで準優勝という結果を残す。また、高校在学時に当時としては最年少での日本代表入りを果たしている。
その後、法政大学に進学[9]。大学2年の時、膝の前十字靱帯を断裂する大怪我を負うが、リハビリの甲斐もあり選手として無事復帰。大学4年のインターカレッジ(全日本学生フェンシング選手権)では個人戦、団体戦共に優勝を果たした[10][11]。
大学卒業後はアスリート社員として活動。
2018年2月に株式会社スポーツプラスを退社[12]。同年3月よりなとりに所属[13]。
2021年夏よりフリーとして活動[14]。
選手活動と並行して、全国各地の小中高の学校を訪問してのスピーチや授業などにも意欲的に取り組んでいる[15][16][17][18][19]。
2024年7月7日、引退を表明[20]。以降、モチベーショナルスピーカーとして全国各地で講演を実施している[21][22][23][24][25][26][27]。
2024年12月21日、ウカルちゃんアリーナ(滋賀県立体育館)で行われる「第77回全日本フェンシング選手権大会」団体戦が現役引退試合となる[28]。
主な大会
[編集]- 2009年 - ジュニアオリンピック大会 女子サーブル優勝
- 2010年 - 全国高等学校総合体育大会 準優勝
- 2011年 - ワールドカップ 出場
- 2014年 - 全日本学生選手権 個人女子サーブル優勝・団体女子サーブル優勝
- 2015年 - U-23 アジア大会 団体女子サーブル準優勝
- 2016年 - 全日本選手権 個人女子サーブル8位[30]
- 2017年 - ワールドカップ出場、全日本選手権3位
- 2018年 - 国内ランキング戦 準優勝
- 2019年 - ワールドカップ出場
- 2020年 - ワールドカップ出場
- 2021年 - ワールドカップ出場
- 2022年 - ワールドカップ出場
- 2023年 - ワールドカップ出場[31]
出演
[編集]テレビ
[編集]- ニュースウオッチ9(2021年1月22日、NHK総合)[32]
- 金曜オモロしが(2023年2月17日・2024年12月6日、びわ湖放送)
- おうみ発630(2023年7月20日、NHK大津放送局)[33][34]
- まるっと!みえ(2024年11月1日、NHK大津放送局)[35]
ラジオ
[編集]- やばむっちゃ楽しいカワサキシティー(2024年12月11日、かわさきFM)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “HUG you(ハグユー)アスリートの声”. HUG you. 2024年10月30日閲覧。
- ^ “木村 毬乃 選手”. CHRIO. 2024年10月30日閲覧。
- ^ “フェンシング・木村毬乃(きむら まりの)選手|どんな時も精神統一をかねて…毎日500回の素振りに挑戦”. アスカツ (2021年3月3日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “高橋ベルトは頑張るアスリートを応援します”. 高橋ベルト (2021年5月7日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “わたSHIGA輝く国スポ・障スポ(インタビュー)フェンシング・サーブル日本代表 木村毬乃選手”. 大津市 (2024年7月3日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “日本代表合宿について”. フェンシングのまち NUMAZU/沼津市. 2024年10月30日閲覧。
- ^ “フェンシング・サーブルでパリオリンピックを目指し奮闘中の木村毬乃選手を取材しました!”. アスカツ (2021年6月7日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “木村 毬乃さん(46期生)”. 滋賀県立石山高等学校同窓会 (2023年4月2日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “【フェンシング】第67回全日本フェンシング選手権2日目(個人戦) 女子サーブル木村は好敵手に敗れる、福島は涙の敗退 男子エペは1年生中村が唯一16強”. スポーツ法政 (2014年12月26日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “【フェンシング】全日本学生選手権大会3日目 女子サーブル4年生の木村が初制覇!栗本は先輩に敗れ準優勝 男子エペは藤倉が4強へ”. スポーツ法政 (2014年11月15日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “【フェンシング】全日本学生選手権大会5日目 女子サーブル常勝軍団へ、2大会連続V!男子エペは劇的勝利で決勝進出も王者に届かず”. スポーツ法政 (2014年11月22日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “皆様にご報告があります。本日で株式会社スポーツプラスを退職することになりました。約3年間、本当に本当にありがとうございました。多くの方に支えられ感謝の気持ちでいっぱいです。引退をするわけではありませんのでこれからも変わらず木村毬乃を応援してやって下さい。 木村毬乃”. 木村 毬乃【KIMURA Marino】|X (2018年2月28日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “昨日に続きましてご報告があります。本日から株式会社なとりの社員の一員としてプレーをさせて頂くことになりました。フェンシングに打ち込める環境をいただけて本当に幸せです。今後もより一層競技に励みますので御声援の程、宜しくお願い致します。 木村毬乃”. 木村 毬乃【KIMURA Marino】|X (2018年3月1日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “「30歳で貯金ゼロは情けないですが…今、キラキラ」 パリ五輪初出場に挑むフェンシング木村毬乃さん 目標は金メダル”. 産経ニュース (2023年9月6日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “【好きをみつけよう!】フェンシング木村毬乃選手がアフタースクールにやってきた!”. 放課後NPO アフタースクール (2022年8月17日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “フェンシング日本代表・木村毬乃選手が地元・滋賀で教える「身体との対話」”. アスリーチ (2023年9月26日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “「結果より過程大事」多賀中生に経験熱弁 フェンシング日本代表・木村選手が授業”. 中日新聞Web (2023年9月26日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “アスリート派遣事業が行われました”. 富士北稜高校 (2023年10月24日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “「アスリート」送る会”. 三島村立三島片泊学園 (2023年12月15日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “【ご報告】この度引退決意をいたしました。フェンシングを通して皆様と出逢えたこと心から感謝いたしますし全てが宝物です✨ここまで応援してくださって本当にありがとうございました!今後は“モチベーションスピーカー”を軸に多方面で活躍できるように頑張ります🌱 2024.07.07 木村毬乃”. 木村 毬乃【KIMURA Marino】|X (2024年7月7日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “「モチベーショナルスピーカー」聴衆笑顔に 元フェンシング日本代表、木村毬乃さん”. 産経ニュース (2024年9月11日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “「自分を信じ切ることが大事」フェンシング元日本代表の木村さん、光星高で特別授業”. デーリー東北デジタル (2024年9月26日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “「転んでも起きて、また転ぶ」フェンシング生活 元日本代表、培った妙技を伝える全国行脚”. 京都新聞 (2024年9月29日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “元日本代表フェンシング選手・木村毬乃選手が、前を向くことの大切さを教える体育授業!”. アスリーチ (2024年10月3日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “フェンシング元日本代表が小学生に夢に向かう大切さ伝える”. NHK (2024年10月28日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “木村選手「夢」の大切さ熱弁 フェンシング元日本代表、熊野・金山小で”. 伊勢新聞 (2024年10月29日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “木村選手「夢」の大切さ熱弁 フェンシング元日本代表、熊野・金山小で”. goo ニュース (2024年10月29日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “木村毬乃、引退試合として全日本フェンシング選手権大会に出場!”. FeeD Special Music (2024年12月9日). 2024年12月20日閲覧。
- ^ “サポートアスリートに秋山裕紀選手(サッカー)と木村毬乃選手(フェンシング)を掲載しました!”. ALLUP SHOP (2023年6月27日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “第69回全日本フェンシング選手権大会 個人の部 南関東予選会 女子サーブル 試合結果(平成28年9月3日(土))”. 東京都フェンシング協会 公式サイト (2016年9月4日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “「パリへの道が続く限り、諦めない」 フェンシング・木村毬乃さん、五輪目指しW杯へ”. 産経ニュース (2023年11月1日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “NHK総合テレビ『ニュースウォッチ9』にフェンシングの木村毬乃選手・狩野愛巳選手が出演”. Find-FC Athlete Model (2021年2月4日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “2023年7月20日 - おうみ発630”. NHK (2023年7月20日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “\びわ湖で整え パリへ!!/ 大津市出身 フェンシング日本代表 #木村毬乃 選手 心を整えるために訪れる場所があるといいます「びわ湖の向こうに比叡の山並みがそびえるあの浜を訪れてはいつも元気をもらいます」 #おうみ発630 7/20(木) 午後6時30分 総合[滋賀県域]”. NHK大津|X (2023年7月20日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “#みえトピ weekly (11月1日放送) さまざまな実験を通して子どもたちに科学に興味をもってもらおうという催しが #名張市 で行われました。#熊野市 の小学校で #フェンシング 🤺元日本代表選手の #木村毬乃 さんが、夢に向かって努力することの大切さを子どもたちに伝える授業を行いました。”. NHK大津|X (2024年11月5日). 2024年11月16日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 木村毬乃 公式ホームページ - 公式サイト
- 木村毬乃 (@marino_fencing) - X(旧Twitter)
- 木村毬乃 (@marino_fencing) - Instagram
- 木村毬乃 (@marino_fencing) - TikTok