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木更津ノリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

木更津ノリ(きさらづのり)は、一般に乾海苔はアマノリ属の抄製品を指す呼称。

概要

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アマノリ属は日本では約20種が確認されているが、乾海苔に利用される多くがアサクサノリスサビノリである。

スサビノリが東京湾にはじめて移入したのは1951年昭和26年)に有珠湾採苗の種網が持ち込まれたのが最初で、後に塩釜湾からの種網に混入して、自然繁殖した。特に海水塩分の高い木更津付近から大堀にかけて多く生息し、木更津ノリといわれた。色は明紫色で体は卵形か長卵形。緑辺の波縮は鋸歯がなく、大きさは10~20cmが普通。細胞は一層、32~53μで性質はアサクサノリに似るが、生殖体の分裂形式から見て別種。木更津の久津間漁業協同組合ではべ夕流し網支柱網式で養殖を行っていた。

関連記事

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外部リンク

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参考書籍

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  • 東京都内湾漁業興亡史刊行会編『東京都内湾漁業興亡史』1971年