木更津セントラル
木更津セントラル Kisarazu Central | |
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地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒292-0831 千葉県木更津市富士見2丁目3-11 |
座標 | 北緯35度22分50.8秒 東経139度55分11.8秒 / 北緯35.380778度 東経139.919944度座標: 北緯35度22分50.8秒 東経139度55分11.8秒 / 北緯35.380778度 東経139.919944度 |
開業日 | 1972年 |
閉業日 | 2014年8月31日 |
正式名称 | 木更津セントラル |
施設所有者 | 有限会社木更津セントラル |
中核店舗 |
映画館(セントラルシネマ) ボウリング場(セントラルボウル) ゲームセンター |
前身 | 弁天座 |
後身 | デュオヒルズ木更津 |
最寄駅 | 木更津駅 |
最寄IC | 木更津南IC |
木更津セントラル(きさらづセントラル)は千葉県木更津市富士見に存在した、劇場、映画館、ビリヤード、ボウリング場、卓球、ゲームセンターなどの娯楽場が入った複合施設。
データ
[編集]- 所在地:千葉県木更津市富士見台2丁目3-11
- 開館当時の同市弁天町1765番地
- 映画館観客定員数(2002年時点)
- セントラル劇場:200人
- セントラルシネマ:217人
概要
[編集]1952年7月に「弁天座」として設立開業[1]。1960年2月16日、房総観光開発会社映画部に買収され「木更津セントラル」と改めた[2]。
その後1972年頃に映画館事業を一旦休止し、「木更津セントラルビル」として全面改築。3階にボウリング場「木更津セントラルボウル」をオープン。それから3年後の1975年には、2階に「セントラル劇場」「セントラルシネマ」の2スクリーンを入居させ新たなスタートを切った。当時の木更津で数少ないアミューズメント施設として親しまれ、中には不良だった中学生や高校生達が遊技目的だけではなく、たむろしたりするなどの溜まり場でもあった。そのような当時不良と呼ばれた中高校生達が大人となり、父親・母親として自分の子どもを連れてきて親子で遊ぶ光景も見られた。『ゲームセンターCX』第61回(2008年1月30日放送・フジテレビONE)では、「たまに行くならこんなゲームセンター」のコーナーで当館が取り上げられている。
2006年5月にセントラル劇場を閉鎖させ、同ビル内の映画館をセントラルシネマに一本化させたが、建物の老朽化や映画のデジタルシネマ化の波にのまれる形で2012年1月13日にセントラルシネマが閉館。最終上映作は堤幸彦監督の『はやぶさ/HAYABUSA』であった[3]。それから2年後の2014年8月31日にはビリヤード、卓球、ゲームセンター、ボウリング場などの全てが閉館となり、弁天座から通算して62年に及ぶ歴史の幕を閉じた。木更津市内では2007年10月9日に木更津ムービーランド、2009年1月16日に木更津東映、2010年9月24日に木更津富士館が相次いで閉館しており、セントラルシネマの閉館で市内の映画館がすべて消滅したが、2014年10月18日、イオンモール木更津内にUSシネマ木更津が開業し、2年9か月ぶりに同市内に映画の灯がともった[4]。
閉館後の2015年5月時点でも廃墟として残っており、大島優子主演のテレビドラマ『ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜』(2015年・TBS)の第5話のロケ地としても使われたが、2017年頃に解体が行われ、跡地には地上12階建てのマンション「デュオヒルズ木更津」が2020年2月に竣工し、現在に至る[5]。
脚注
[編集]- ^ 『映画年鑑1955年版別冊「全国映画館総覧 1955」』時事通信社、1955年、26頁。
- ^ 「映画館ニュース」『キネマ旬報』1960年4月1日、256号
- ^ “木更津から最後の映画館が消える!”. 文藝同人サークル「はなごよみ」公式ブログ (2012年1月5日). 2024年7月23日閲覧。
- ^ “【写真特集】「USシネマ木更津」グランドオープン”. 文化通信.com. 文化通信社 (2014年10月30日). 2024年7月23日閲覧。
- ^ “【千葉・マンションライブラリ】デュオヒルズ木更津2020年2月完成”. マンション丸 (2020年2月). 2024年7月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- 木更津セントラル - 港町キネマ通り(2006年12月)