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木更津セントラル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木更津セントラル
Kisarazu Central
地図
地図
店舗概要
所在地 292-0831
千葉県木更津市富士見2丁目3-11
座標 北緯35度22分50.8秒 東経139度55分11.8秒 / 北緯35.380778度 東経139.919944度 / 35.380778; 139.919944 (木更津セントラル)座標: 北緯35度22分50.8秒 東経139度55分11.8秒 / 北緯35.380778度 東経139.919944度 / 35.380778; 139.919944 (木更津セントラル)
開業日 1972年
閉業日 2014年8月31日
正式名称 木更津セントラル
施設所有者 有限会社木更津セントラル
中核店舗 映画館(セントラルシネマ)
ボウリング場(セントラルボウル)
ゲームセンター
前身 弁天座
後身 デュオヒルズ木更津
最寄駅 木更津駅
最寄IC 木更津南IC
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木更津セントラル(きさらづセントラル)は千葉県木更津市富士見に存在した、劇場映画館ビリヤードボウリング場、卓球ゲームセンターなどの娯楽場が入った複合施設。

データ

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  • 所在地:千葉県木更津市富士見台2丁目3-11
    開館当時の同市弁天町1765番地
  • 映画館観客定員数(2002年時点)
    • セントラル劇場:200人
    • セントラルシネマ:217人

概要

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1952年7月に「弁天座」として設立開業[1]1960年2月16日、房総観光開発会社映画部に買収され「木更津セントラル」と改めた[2]

その後1972年頃に映画館事業を一旦休止し、「木更津セントラルビル」として全面改築。3階にボウリング場「木更津セントラルボウル」をオープン。それから3年後の1975年には、2階に「セントラル劇場」「セントラルシネマ」の2スクリーンを入居させ新たなスタートを切った。当時の木更津で数少ないアミューズメント施設として親しまれ、中には不良だった中学生高校生達が遊技目的だけではなく、たむろしたりするなどの溜まり場でもあった。そのような当時不良と呼ばれた中高校生達が大人となり、父親母親として自分の子どもを連れてきて親子で遊ぶ光景も見られた。『ゲームセンターCX』第61回(2008年1月30日放送・フジテレビONE)では、「たまに行くならこんなゲームセンター」のコーナーで当館が取り上げられている。

2006年5月にセントラル劇場を閉鎖させ、同ビル内の映画館をセントラルシネマに一本化させたが、建物の老朽化や映画のデジタルシネマ化の波にのまれる形で2012年1月13日にセントラルシネマが閉館。最終上映作は堤幸彦監督の『はやぶさ/HAYABUSA』であった[3]。それから2年後の2014年8月31日にはビリヤード、卓球、ゲームセンター、ボウリング場などの全てが閉館となり、弁天座から通算して62年に及ぶ歴史の幕を閉じた。木更津市内では2007年10月9日に木更津ムービーランド、2009年1月16日に木更津東映2010年9月24日に木更津富士館が相次いで閉館しており、セントラルシネマの閉館で市内の映画館がすべて消滅したが、2014年10月18日イオンモール木更津内にUSシネマ木更津が開業し、2年9か月ぶりに同市内に映画の灯がともった[4]

閉館後の2015年5月時点でも廃墟として残っており、大島優子主演のテレビドラマヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜』(2015年・TBS)の第5話のロケ地としても使われたが、2017年頃に解体が行われ、跡地には地上12階建てのマンション「デュオヒルズ木更津」が2020年2月に竣工し、現在に至る[5]

脚注

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  1. ^ 『映画年鑑1955年版別冊「全国映画館総覧 1955」』時事通信社、1955年、26頁。 
  2. ^ 「映画館ニュース」『キネマ旬報』1960年4月1日、256号
  3. ^ 木更津から最後の映画館が消える!”. 文藝同人サークル「はなごよみ」公式ブログ (2012年1月5日). 2024年7月23日閲覧。
  4. ^ 【写真特集】「USシネマ木更津」グランドオープン”. 文化通信.com. 文化通信社 (2014年10月30日). 2024年7月23日閲覧。
  5. ^ 【千葉・マンションライブラリ】デュオヒルズ木更津2020年2月完成”. マンション丸 (2020年2月). 2024年7月23日閲覧。

外部リンク

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