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木平勇吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

木平 勇吉(このひら ゆうきち、1936年[1] - )は、日本林学者。東京農工大学名誉教授[2]

森林科学への地理情報システム活用等の分野で活動し、「森林GISフォーラム」の会長を務めた[3]

来歴

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京都府に生まれる[1]。1960年に京都大学農学部を卒業した[4]林野庁を経て、信州大学に在職した[5][6]後、東京農工大学に転じ演習林長も務める[3][7]

その後日本大学生物資源科学部教授となる[8]

学外では、日本林学会会長(1996年から2年間)[9]や、林政審議会会長[10]を務めた。

受賞歴

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  • 1984年
    • 日本林業技術協会奨励賞[11]
    • 日本林学賞[11]
  • 2000年 日本農学賞(読賣農学賞)[11]
  • 2019年 みどりの文化賞[1][2][12]

主な著書・共著書

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  • 『森林科学論』朝倉書店、1994年
  • 『森林環境保全マニュアル』朝倉書店、1996年
  • 『森林管理と合意形成』全国林業改良普及協会、1997年
  • 『森林GIS入門』日本森林技術協会、1998年
  • 『地域生態システム学』朝倉書店、1998年
  • 日本大学森林資源科学科(編)『基礎・入門書3 森林資源科学入門』2002年
  • 『流域環境の保全』朝倉書店、2002年
  • 『森林計画学』朝倉書店、2003年
  • 『森林の機能と評価』日本林業調査会、2005年
  • 日本林業調査会(監修)『森林の許容伐採量-世界18カ国の考え方-』2005年
  • 『森林科学』文永堂、2007年
  • 『みどりの市民参加』日本林業調査会、2010年
  • 『丹沢の自然再生』日本林業調査会、2012年

脚注

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  1. ^ a b c 第29回「みどりの文化賞」受賞者の決定について (PDF) - 国土緑化推進機構 (2019年4月12日)
  2. ^ a b 第29回「みどりの文化賞」 受賞者を決定、「みどりの感謝祭」式典で表彰 - 官庁通信社(2019年5月26日)
  3. ^ a b 森林GISフォーラム Vol.4 (PDF) (1996年5月、2ページ目「1995年度の活動概要」内の「森林フォーラム高知研究集会」を参照)
  4. ^ 木平勇吉 - reserchmap
  5. ^ 講演者・コーディネーター・パネリスト紹介 (PDF) - 神奈川県庁
  6. ^ 木平勇吉「森林構成の推移予測 手良沢山演習林を対象にした試算」『信州大学農学部紀要』第10巻第1号、信州大学農学部、1973年6月、37-61頁、ISSN 05830621NAID 120001087606NCID AN00121352 
  7. ^ 世界で初めて大学演習林のFSC森林認証 東京農工大学演習林 - 持続可能な森林経営のため勉強部屋(2001年12月)
  8. ^ 間伐・間伐材利用コンクール - 全国森林組合連合会(2001年)
  9. ^ 歴代会長および副会長 - 日本林学会
  10. ^ 林政審議会議事録 (PDF) - 林野庁(2006年8月28日)
  11. ^ a b c 木平勇吉(受賞) - reserchmap
  12. ^ 木平勇吉名誉教授が「みどりの文化賞」を受賞 - 東京農工大学(2019年6月3日)