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木嬰 長次郎(きえい ちょうじろう、生没年不詳)は、幕末期から明治時代の捕鯨家[1]。
加賀国石川郡金石上新浜に生まれる[2]。明治元年(1868年)より共同金で大曳網による捕鯨を始める[1]。翌年の明治2年(1869年)、加賀では「沖の殿様」と呼ばれ敬遠される存在であった鯨の捕獲に初めて成功した[2]。後に網を銛に替えて改良を重ね、明治16年(1883年)の第1回水産博覧会に捕鯨具を出品し受賞した[2]。