朝鮮鉄道630形蒸気機関車
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朝鮮鉄道630形蒸気機関車 | |
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基本情報 | |
運用者 | 朝鮮鉄道 |
製造所 | 汽車製造 |
製造番号 | 1113-1117 |
車両番号 | 630-634 |
製造年 | 1930 |
製造数 | 4 |
総数 | 4 |
主要諸元 | |
軸配置 | 1C1 |
軌間 | 762 mm (2 ft 6 in) |
全長 | 8,634 mm (339.9 in) |
全幅 | 2,134 mm (84.0 in) |
全高 | 3,150 mm (124 in) |
運転整備重量 | 28,450kg |
固定軸距 | 5,490mm |
動輪径 | 810 mm (32 in) |
シリンダ数 | 2 |
ボイラー圧力 | 13.0 |
火格子面積 | 5.5 |
全伝熱面積 | 43.6 |
過熱伝熱面積 | 1.32 |
水タンク容量 | 3.86L |
設計最高速度 | 40km/h |
引張力 | 32.46 kN (7,300 lbf) |
シリンダ引張力 | 5.24t |
朝鮮鉄道630形蒸気機関車(ちょうせんてつどう630がたじょうききかんしゃ)は、朝鮮鉄道が1930年(昭和5年)に導入した旅客列車用タンク式蒸気機関車である。
概要
[編集]朝鮮鉄道は1929年5月、黄海線の海州と鮮鉄京義線の土城を結ぶ76.6kmの敷設免許を得た。これにより、既存の沙里院と合わせ、京義線と2点で接続するとともに、 京城方面の連絡が著しく改善されることとなった。黄海線は、沿線に朝鮮半島随一の沃野·黄海平野を有し、また鉱山や温泉も多く によって客貨とも増加が期待された。
同年、朝鉄は黄海線用として汽車に1C1タンク機630形630-634(製番1113一1117)を発注した。630形は、先前の610両形式の火床面積とシリンダー引張力を約3割増大し、牽引定数の増大に対応した。
この機関車は朝鮮鉄道に納入した最初の機関車です。
参考文献
[編集]- 交友社「SL No.4 汽車会社蒸気機関車製造史」1972年
- 機芸出版社「日本蒸気機関車史」 2020年 pp.48
- 鉄道史資料保存会「鉄道史料」104号 pp.41