朝比奈城
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朝比奈城 (静岡県) | |
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山麓から見た朝比奈城 | |
別名 | 殿山城 |
城郭構造 | 山城 |
築城主 | 朝比奈氏 |
築城年 | 不明 |
主な城主 | 朝比奈信置など? |
廃城年 | 永禄年間? |
遺構 | 曲輪、土塁、堀 |
指定文化財 | 藤枝市指定史跡 |
位置 | 北緯34度57分12.4秒 東経138度15分15.1秒 / 北緯34.953444度 東経138.254194度座標: 北緯34度57分12.4秒 東経138度15分15.1秒 / 北緯34.953444度 東経138.254194度 |
地図 |
朝比奈城(あさひなじょう)は、静岡県藤枝市岡部町殿地区にあった戦国時代の日本の城(山城)。この地域の豪族朝比奈氏の居城。藤枝市指定史跡[1] 。殿山城とも。
概要
[編集]町内を流れる朝比奈川とその支流・野田沢川に挟まれた山の上にあり、駿河と遠江の2派に別れた朝比奈氏のうち、朝比奈元長(親徳)や信置らを輩出した駿河朝比奈氏の詰城とされる[2] 。
朝比奈氏は岡部氏にならぶ戦国武将であり、現地に設置された解説板では、「止駄郡殿村にあり、今川家の功臣朝比奈某の築く所にして、永禄年中まで朝比奈家代々の居城なり(『戦国雑誌[注釈 1]』)」という記事を紹介していて、永禄(1558年~1570年)年代まで使われたと考察している[3]。天守閣や復元建物などはないが、山頂から分かれた2筋の稜線上にそれぞれ異なる山城遺構が造られており、曲輪や土塁、堀切が残っている[4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 「市指定文化財一覧表」藤枝市公式HP
- ^ 藤枝市 2013 pp.47
- ^ 現地案内板
- ^ 水野 2012 pp.192
参考文献
[編集]- 阿部正信 1843 『駿国雑志』(巻19下)吉見書店蔵版(1912年刊) pp.46
- 水野茂 2012 「朝比奈城」『静岡県の城跡-中世城郭縄張図集成-(中部・駿河国版)』『静岡県の城跡』編纂委員会 pp.192-193
- 藤枝市史編さん委員会編 2013 「岡部氏と朝比奈氏」『図説 藤枝市史』 藤枝市 pp.46-47