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朝寝坊のらく

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

朝寝坊 のらく(あさねぼう のらく)は東京落語家の名。


三代目 朝寝坊あさねぼう のらく
三代目 朝寝坊(あさねぼう) のらく
丸に左三蓋松は、立川流の定紋である。
本名 有賀 健司
生年月日 1954年8月18日
没年月日 不詳年
師匠 七代目立川談志
名跡 1. 立川談々
(1983年 - 1988年)
2. 三代目朝寝坊のらく
(1988年 - 不詳)
活動期間 1983年 - 不詳
活動内容 落語
所属 落語立川流(1983年 - 退会時期不明)

朝寝坊 のらく(あさねぼう のらく、1954年8月18日 - 2001年頃?〈没年不詳[1])は、落語立川流に所属していた落語家。本名∶有賀 健司

略歴・人物

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1983年11月に7代目立川談志に入門し「立川談々」[2]と名乗る。1988年3月に立川談坊(のちの6代目立川文都)、立川談春立川志らくと共に二つ目昇進し[2]3代目「朝寝坊のらく」と改名。1990年代には志らくと談春で立川ボーイズを結成、深夜番組『ヨタロー』に出演するなど活躍。『ヨタロー』最終回までの数回は出演していないが、理由は不明。のちに廃業した[2]。弟弟子であった立川志らくによると、廃業時期は『ヨタロー』の放送終了からしばらくした頃だという[3]

立川流の他の落語家により、既に死去していることが言及されている[1][2][3]。本人廃業後の弟弟子にあたる立川志加吾(現・登龍亭獅篭)の漫画『風とマンダラ』(単行本発売2002年)には、「近所で朝寝坊のらくさんの密葬がありました(享年47)が、ご存じでしたか?」というメールが読者から来た、という4コマ漫画がある[1]。弟弟子の立川志らくは、2010年2月に公開したWebエッセイで、のらくが故人であると述べてその思い出を語っている[2][3]

演じた俳優

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参考文献

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  • 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社ISBN 458212612X

脚注

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出典

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  1. ^ a b c 立川志加吾『風とマンダラ 4巻』講談社〈風マン寄席芸人伝(弐)〉、2002年2月22日、72頁。ISBN 406337484X 
  2. ^ a b c d e 立川志らく (2010年2月1日). “第十六席 朝寝坊のらく 上”. 立川志らくの怒らないでください。. 梧桐書院. 2020年4月29日閲覧。
  3. ^ a b c 立川志らく (2010年2月9日). “第十七席 朝寝坊のらく 下”. 立川志らくの怒らないでください。. 梧桐書院. 2020年4月29日閲覧。