朝倉染布
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒376-0007 群馬県桐生市浜松町一丁目13番24号 |
設立 | 1948年(昭和23年) |
業種 | 繊維製品 |
法人番号 | 1070001015535 |
事業内容 | 各種繊維製品の染色整理加工及び繊維製品の企画販売 |
代表者 | 朝倉剛太郎 |
資本金 | 3,800万円 |
従業員数 | 102名(2017年(平成29年)7月末) |
外部リンク | http://www.asakura-senpu.co.jp/ |
朝倉染布株式会社(あさくらせんぷ、英語: Asakura Senpu Co., Ltd.)は、群馬県桐生市に本社を置く染色整理加工会社である[1]。
概要
[編集]ナイロン・ポリエステル・ポリウレタンなど合成繊維の染色整理加工を手掛ける[2][3]。桐生産地の染色整理業の最大手で、桐生市の有力企業の一つに数えられる[4]。本社工場敷地は昭和通り(群馬県道・栃木県道67号桐生岩舟線)と中通りに面している[1]。
主力事業は水着などのスポーツウェアに用いられるストレッチ繊維の撥水・吸水速乾加工である[5]。国内のレジャー用水着の需要が落ち込んでいるため、需要の増加が見込める医療・介護分野に参入し、心電図測定用の電極布を大日本住友製薬と共同で開発した[6]。
6代目社長の朝倉剛太郎は、群馬県立桐生高等学校を経て慶應義塾大学経済学部を卒業した[7][8]。
超撥水風呂敷『ながれ』
[編集]超撥水加工を施した風呂敷『ながれ』は、生地の繊維一本一本をフッ素で覆う技術を用いている。端を結んで袋状にすれば水も運べ、水を汲んだ後に一定の圧力をかけるとシャワーのように水が出るなど、強力な撥水性とともに通気性を保持するのが特徴である[9][10][11]。
沿革
[編集]- 1892年(明治25年)7月6日 朝倉織物整理工場として創業。
- 1918年(大正7年)11月
- 朝倉織物整理工場を朝倉織物整理合名会社に改組。
- 染布工業株式会社を新設。
- 1943年(昭和18年)11月
- 朝倉織物整理合名会社と染布工業株式会社が合併し朝倉精工合名会社となる。
- 1948年(昭和23年)6月8日
- 朝倉精工合名会社が朝倉染布株式会社に改称・改組。
- 1973年(昭和48年) 株式会社アステックス設立。
- 1991年(平成3年)株式会社アステックス解散。
- 2006年(平成18年)1月 ネットショップ「日本流~ニッポンナガレ~」開設。
脚注
[編集]- ^ a b 朝倉染布株式会社 会社概要 2018年(平成30年)7月8日閲覧。
- ^ 朝倉染布株式会社 代表あいさつ 2018年(平成30年)7月8日閲覧。
- ^ 朝倉染布株式会社 染色整理事業 2018年(平成30年)7月8日閲覧。
- ^ 『桐生の歴史』152頁 桐生市における有力企業一覧
- ^ 朝倉染布株式会社 加工技術 2018年(平成30年)7月8日閲覧。
- ^ 朝倉染布、医療・介護用品に参入 心電図測定用の布開発 2011年(平成23年)2月11日 日本経済新聞(日本経済新聞社)2018年(平成30年)7月8日閲覧。
- ^ “創業100年を超える朝倉染布 代表 朝倉剛太郎さんに聞く、世界基準の“超撥水風呂敷”開発背景とは?”. PLANNERS. 2021年8月3日閲覧。
- ^ “歴史ある企業、朝倉染布株式会社がえるぼし最高位認定を取得するまでの取り組み”. ReSTART!第二新卒 - 転職で天職に出会うための情報サイト. 2021年8月3日閲覧。
- ^ 超撥水風呂敷「ながれ」が人気【朝倉染布】 2016年(平成28年)6月15日 ぐんま経済新聞(群馬経済新聞社) 2018年(平成30年)7月8日閲覧。
- ^ 袋状にすれば水も運べる 頼りになる「超」撥水(粋の一品) 粋人堂 2016年(平成28年)5月13日 朝日新聞デジタル(朝日新聞社)2018年(平成30年)7月8日閲覧。
- ^ 第4回 モノづくりの街"桐生"〜超撥水風呂敷のご紹介〜 鈴木正晴 2015年(平成27年)4月22日 dot.(朝日新聞出版)2018年(平成30年)7月8日閲覧。