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服藤弘司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

服藤 弘司(はらふじ ひろし、1921年7月20日 - 2005年7月15日[1])は、法制史学者、東北大学名誉教授。近世武家法が専門。

服藤 弘司
人物情報
生誕 1921年7月20日
死没 2005年7月15日
学問
研究分野 法制史
近世武家法
研究機関 九州帝国大学
金沢大学
東北大学
東海大学
博士課程指導学生 梅田康夫本間修平伊藤一義吉田正志藪利和大平祐一
称号 東北大学名誉教授
影響を受けた人物 金田平一郎
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来歴

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愛媛県新居浜市生まれ。1939年愛媛県立西条中学校卒、1942年広島高等学校 (旧制)卒、1943年学徒動員、1945年復員、1946年九州帝国大学法文学部卒、1952年同大学院(旧制)特別研究生修了(指導教授:金田平一郎[2])、九州大学九州文化史研究所研究員、1953年金沢大学法文学部助教授、1957年同教授、1962年九州大学にて論題「近世封建法の性格」で法学博士受く[3]、1967年東北大学法学部教授、1979年同図書館長[4]、1985年定年退官、名誉教授。東海大学法学部教授、1993年同大学院法学研究科特任教授、1995年東海大学退任[5]

著書

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  • 『幕府法と藩法(幕藩体制国家の法と権力 ; 1)』創文社、1980年2月。 
  • 『大名預所の研究(幕藩体制国家の法と権力;2)』創文社、1981年2月。 
  • 『相続法の特質(幕藩体制国家の法と権力;5)』創文社、1982年2月。 
  • 『刑事法と民事法(幕藩体制国家の法と権力;4)』創文社、1983年2月。 
  • 『大名留守居の研究(幕藩体制国家の法と権力;3)』創文社、1984年2月。 大2
  • 『地方支配機構と法(幕藩体制国家の法と権力 ; 6)』創文社、1987年1月。 
  • 『公事方御定書』研究序説 『寛政刑典』と『棠蔭秘艦』収録『公事方御定書』 創文社 2010年6月

共編著

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  • 加能作次郎共編『石川県史』石川県 1963年現代編(1)/1964年現代編(2)
  • 石井良助共編『幕末御触書集成 全6巻別巻』岩波書店、1992-97年。 
  • 『三奉行問答(問答集)』創文社、1997年9月。 
  • 火附盗賊改の研究 史料編』創文社、1998年5月。 
  • 『藩法史料叢書 2 金沢藩』創文社、2001年2月。 
  • 石井良助共編『御触書集成目録』岩波書店、2002年。 

記念論集

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  • 日本法制史論纂 紛争処理と統治システム 服藤弘司先生傘寿記念論文集刊行会 創文社 2000.11

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  1. ^ 「訃報」『法制史研究 55』創文社 2006.3.31 p327
  2. ^ 「服藤弘司先生を偲んで」『法制史研究 55』創文社 2006.3.31 p328以下
  3. ^ 博論データベース
  4. ^ 以上につき服藤弘司教授略歴・著作目録『法學』1985-02-15 p292以下
  5. ^ 以上につき「服藤弘司先生略歴」『日本法制史論纂 服藤弘司傘寿記念』2000.11 p545以下