有原誠治
表示
有原 誠治(ありはら せいじ、1948年 - )は、日本のアニメーション監督、元アニメーター。
経歴
[編集]秋田県出身。Aプロダクションを経て、その後虫プロダクションに籍を移し長く活動していた、現在は退社している。
全国労働組合総連合(全労連)傘下の労働組合、映像・文化関連産業労働組合(映産労)の委員長も務め[1]、戦争をモチーフとした作品を多く手がけている。
主な作品リスト
[編集]- ワンダービートS(1986年)〔監督(16~26話)〕
- 火の雨がふる(1988年)〔脚本(今泉俊昭と共同)、監督〕
- うしろの正面だあれ(1991年)〔脚本(今泉俊昭と共同)、監督〕
- つるにのって「とも子の冒険」(1993年)〔脚本、監督〕
- ライヤンツーリーのうた(1994年)〔脚本(今泉俊昭と共同)、監督〕
- 鬼がら(1994年)〔脚本、監督〕
- 3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?(1994年)〔絵コンテ〕
- ロミオの青い空(1995年)〔絵コンテ〕
- 九頭竜川と少年(1998年)〔監督〕
- 銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光(1998年)〔絵コンテ、演出〕
- あったてんがのぉ(2000年)〔脚本、監督〕
- 陽だまりの樹(2000年)〔演出〕
- 星のカービィ(2002年)〔絵コンテ〕
- えっちゃんのせんそう(2002年)〔監督〕
- 明日をつくった男(2003年)〔アニメーション演出〕
- トキ この地球(ほし)の未来を見つめて(2003年)〔現代編、演出〕
- マシュマロ通信(2004年)〔絵コンテ〕
- NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘(2005年)〔脚本、監督〕
- 妖怪人間ベム(2006年)〔絵コンテ〕
- 僕等がいた(2006年)〔演出〕
- チーズスイートホーム(2008年)〔絵コンテ、演出〕
- チーズスイートホーム あたらしいおうち(2009年)〔絵コンテ、演出〕
- たまごっち!(2010年)〔絵コンテ〕
- この手に希望を~ME/CFSの真実~(2018年)〔監督〕※実写ドキュメンタリー[2]
- 声をあげる高校生たち~核兵器禁止条約に署名・批准を~(2023年)〔脚本、監督〕※実写ドキュメンタリー[3]
著作
[編集]- 『ジャン・リュルサ 世界の歌―核時代への警告と生命の賛歌』(構成) ISBN 978-4894231351
- 『東京大空襲ものがたり』(イラスト) ISBN 978-4323018423
- 『友情の切手は、ヒマラヤのふもとへ―ネパールの岩村昇博士』(イラスト) ISBN 978-4894231382
- 『子どもたちに夢と平和を―アニメーターからの手紙』 ISBN 978-4406025409
- 『基礎からわかる手づくりアニメーション: 動きの法則・動画の描き方・動かし方』 ISBN 978-4772612470
出典
[編集]- ^ 映産労のご案内と加入申込書 映産労公式ブログ 2005年10月17日
- ^ “映画紹介:「この手に希望を~ME/CFSの真実~」 | ウェブマガジン・のたる”. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “映画チラシ両面_2.18配信用 | 太平洋核被災支援センター”. 2024年1月28日閲覧。