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月雲ねる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
月雲 ねる
生誕 9月15日
出身地 日本の旗 日本 千葉県
ジャンル J-POP
職業 ボーカリスト
活動期間 2017年 -
レーベル I BLUE
事務所 ディアステージ
共同作業者 CYNHN2017年 - )
公式サイト CYNHN Official Web Site

月雲 ねる(つくも ねる、9月15日[1] - )は、日本歌手アーティスト

女性ヴォーカルユニットCYNHNのメンバー。ディアステージ所属。千葉県出身[1]。身長161cm[1]。愛称はねるちゃん、ねりちゃん。自身を表す絵文字は🍦。

略歴

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2016年、JOYSOUNDディアステージの共同オーディションに参加。審査員特別賞を受賞し合格[2]

2017年2月19日、高円寺HIGHで開催されたディア☆主催ライブ イベントvol.6『とびだせ!ディア☆~HIGH☆テンションもーど!』において「ディア☆」への加入を発表。同日、3人組ユニット「平熱35.8℃」の結成と加入を発表[3] [4]

2017年6月25日、渋谷WWWで開催された『DEARSTAGE SHOWCASE 2017』にて女性ヴォーカルユニットCYNHNの結成が発表され、そのメンバーとして紹介された[2] [注釈 1]

2017年10月21日、ディア☆主催ライブイベント『vol.14~とびだせ!ディア☆~STARS IN THE Box☆~月雲ねる卒業スペシャル@TwinBox AKIHABARA』 をもって「ディア☆」と「平熱35.8℃」を卒業[5]

同年11月よりCYNHNのメンバーとしてメジャーデビュー。

人物、エピソード

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高い音域と透明感のある麗しい歌声を活かした甘さから切なさまでの繊細な表現が持ち味[6][7][8][9] 。3rdシングル「タキサイキア」と「So Young」よりライブでのハモリを担当するようになり、それ以降多くのハモリを崎乃奏音とともに担当していた。[10][11]

ずっとアイドルになりたいと思っていたにもかかわらず度胸が無かったため、大学に進学してファッションの勉強をしていた。しかし自分の人生においてアイドルになることは1位2位を争う重要なことと決意し、オーディションに応募した。なおディアステージのオーディションが初めて受けたオーディションであった[2][12][注釈 2]

アイドルを志望した理由は、憧れの人たちのようになるためであり、好きなアイドルとして恋汐りんご、古川未鈴を挙げている。目標はポリシーを貫き、好きなものを曲げずにやっていく、芯の通ったアイドル[2] 。なりたい自分を目指す姿勢はライブ中のMCでも一貫しており、"自分の不安な気持ちやネガティブな感情をあらわにする姿をステージ上で見せるつもりはなく、ポジティブな言葉を伝えたい。"と語っている[13]

ファッションが好きであり[14]CYNHNの衣装を担当する機会が多い。シングル「水生[15]、ミニアルバム「#0F4C81 (読み: クラシックブルー)」[16]、「キリグニア」[17]では衣装ディレクション、CYNHNのライブ『Re Blue』ではスタイリング[18]、リリースイベントのサイン会ではコーディネートを監修した[19][20][21]

特技はダンス[22]、自身のTikTokYouTubeのCYNHNメンバーチャンネルへダンス動画を投稿している。

CYNHNでも月雲のダンスがクローズアップされる場面は多く「雨色ホログラム」ではソロのダンスパートがあり、「イナフイナス」のMVではダンスソロのシーンがある[23]。 ライブ『Re Blue 1部』では自身で振付したダンスソロを披露した[9][19]。 また「雨色ホログラム」「絶交郷愁」の2曲で振付を担当している(後者は崎乃奏音との共作)[24][25]

中学・高校では吹奏楽部で、担当楽器はフルートであった。自身のメインヴォーカル曲「雨色ホログラム」のMVではフルートを演奏するシーンがある[26]。 フルートを選んだ理由は"見た目がかわいかったから"と語っている[27]

K-POPが好き。「インディゴに沈む」のレコーディングで草野華余子にディレクションを受けたときに、歌い方でK-POP好きと見抜かれた[8]

アイスクリームとプリキュアが好き[28][注釈 3]

出演

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ライブ

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  • 月雲ねる生誕祭「♡お空のアイスクリームショップ♡」(2017年9月23日、秋葉原ディアステージ)
  • 月雲ねる1周年記念「月雲ねるが宇宙一アイドルになるまで」(2018年1月21日、秋葉原ディアステージ)
  • 月雲ねる生誕祭「ねるねるホームパーティー!」(2018年9月17日、秋葉原ディアステージ)
  • デリッシャス vol.3 ~デザート~(2019年7月22日、ZIRCO TOKYO)
  • 月雲ねるバースデーライブ「neruneruworld 2019」(2019年9月14日、青山RizM)
  • ディアステ周年記念配信「ディアノミ」(2020年12月1日、秋葉原ディアステージ)
  • [無期限延期] デリッシャスvol.9 DJサナチャーンPARTY!(2021年3月24日、秋葉原MOGRA)[29]
  • 月雲ねる生誕祭(2021年9月15日、秋葉原ディアステージ)
  • 月雲ねるバースデーライブ「neruneruworld2021」(2021年9月18日、SHIBUYA TSUTAYA O-nest)
  • 月雲ねる生誕祭(2022年9月30日、秋葉原ディアステージ)
  • 月雲ねる&百瀬怜 合同生誕祭「楽しい熱帯魚」(2022年11月5日、Spotify O-nest)
  • 月雲ねる生誕祭(2023年9月16日、秋葉原ディアステージ)
  • 月雲ねるバースデーライブ「NERUNERU WORLD 2023」(2023年9月30日、GARRET udagawa)
  • 月雲ねる7周年記念イベント(2024年1月21日、秋葉原ディアステージ)
  • かわいいこんぷれっくす♡ Supported by #DSPMLIVE(2024年5月24日、ダンスホール新世紀)
  • CYNHN来店イベント〜⼼斎橋ディアステージへようこそ︕Vol.2〜(2024年7月22日、心斎橋ディアステージ)[30] ※青柳透と参加
  • 月雲ねる生誕祭(2024年9月13日、秋葉原ディアステージ)
  • 月雲ねるバースデーライブ「NERUNERU WORLD 2024」(2024年9月22日、GARRET udagawa)


イベント

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  • 渋谷LOFT9アイドル倶楽部vol.5(2019年6月18日、渋谷LOFT9)[22]
  • 月雲ねる センイルカフェ(2021年9月6日、AWAJI Cafe&Gallery)
  • 月雲ねる生誕展示「NERU NERU WORLD 2024」(2024年9月14日-9月18日、AWAJI Gallery)

雑誌

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  • 『IDOL FILE Vol.22 Wedding Dress』(2021年6月25日発売、ロックスエンタテインメント合同会社)[31]
  • 『NYLON JAPAN』(2022年8月号、カエルム株式会社)[32]
  • 『IDOL FILE Vol.28 Lolita&Gothic』(2022年12月23日発売、ロックスエンタテインメント合同会社)[33]

脚注

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注釈

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  1. ^ 2017年10月下旬までの4ヶ月間は「ディア☆」「平熱35.8℃」「CYNHN」の3グループを兼任していた。
  2. ^ オーディション合格後に大学を辞めている。初めてアルバイトをしたのが、オーディション合格後に働いていた秋葉原ディアステージだった。
  3. ^ バニラアイスは白米と語っている(ラジオ日本60TRY部 2017年11月28日)

出典

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  1. ^ a b c 月雲ねるのプロフィール、ディアステージ アーティスト紹介ページ
  2. ^ a b c d 宗像明将 (2018年4月24日). “「はりぼて」の自分を乗り越えて”. Yahoo!ニュース. 2022年6月18日閲覧。
  3. ^ 秋葉原ディアステージ (2017年1月14日). “[DS 2/19(日) ディア☆主催ライブイベントvol.6 とびだせ!ディア☆~HIGH☆テンションもーど!~]”. 株式会社ディアステージ. 2022年6月18日閲覧。
  4. ^ ディア☆(ディアスターズ) [@dearstars_ds] (2017年2月19日). "本日のディア☆主催ライブvol.6より、4人がディア☆の仲間入り致しました". X(旧Twitter)より2022年6月18日閲覧
  5. ^ 秋葉原ディアステージ (2017年10月21日). “[DS 10/21(土) ディア☆主催ライブイベントvol.14~とびだせ!ディア☆~STARS IN THE Box☆~月雲ねる卒業スペシャル]”. 株式会社ディアステージ. 2022年6月18日閲覧。
  6. ^ まつもとたくお (2021年6月30日). “CYNHN、ステージで際立つ"表現者"としての存在感 『AOAWASE』ツアーファイナルを観て”. Real Sound. 2022年6月18日閲覧。
  7. ^ 好きなメンバーの声で毎日をアシスト!女性ヴォーカルユニット「CYNHN」の録り下ろしボイスを「Zeeny アシスタント」アプリに追加。ユニットデザインのコラボレーションイヤフォンも予約販売開始』(プレスリリース)ネイン、2021年6月30日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000013188.html2022年6月18日閲覧 
  8. ^ a b 吉羽 さおり (2020年12月16日). “CYNHNのインタビュー公開。mol-74、蒼山幸子、トオミヨウ、草野華余子らが参加し青の世界を幅広く表現した1st EPを12/23リリース”. skream!. 2022年6月18日閲覧。
  9. ^ a b 冬将軍 (2020年11月5日). “CYNHN[ライブレポート]映像美とともに力強くしなやかに描いた、どこまでも広く深い青き情景<CYNHN Streaming Live「Re Blue」>ライブレポート”. Pop'n'Roll. 2022年6月18日閲覧。
  10. ^ 宗像明将 (2018年9月19日). “CYNHNが語る、メインヴォーカル制から得たもの「"6人でCYNHN"が鮮明に見えてきた」”. Real Sound. 2022年6月18日閲覧。
  11. ^ 百瀬怜 (2020年8月8日). “自己紹介編”. 2022年6月18日閲覧。
  12. ^ 「でんぱ組虹コンJr.メンバーオーディション」募集中!ディアステージ所属・CYNHNインタビュー 崎乃奏音「青森在住のまま活動できるのはありがたいです」”. デ☆ビューニュース (2019年4月3日). 2022年6月18日閲覧。
  13. ^ 宗像明将 (2022年5月5日). “CYNHN、未来に向かっていくエネルギー 突出した存在感示したZeppワンマンをレポート”. Real Sound. 2022年6月18日閲覧。
  14. ^ 小熊俊哉 (2018年12月23日). “個性派ヴォーカルユニット・CYNHN|10代女子のカラオケ十八番、ハマっているもの、DIY精神やあれこれ - Qetic”. 2022年6月18日閲覧。
  15. ^ 河口友里恵 (2020年3月19日). “ヴォーカルユニット「CYNHN(スウィーニー)」インタビュー”. ガクシンFind. 2022年6月18日閲覧。
  16. ^ CYNHN [@CYNHN_DS] (2020年11月25日). "さらに新ビジュアル&ジャケット写真も公開!衣装は月雲ねるがディレクションに参加!#0F4C81". X(旧Twitter)より2022年6月13日閲覧
  17. ^ やまだ(山田裕一朗) (2022年8月25日). “キリグニアビジュアル制作に関して note”. 2022年9月10日閲覧。
  18. ^ 月雲ねる [@tsukumoneru] (2020年10月29日). "そして1部の衣装スタイリングと新衣装プロデュースさせていただきました❕衣装考えるのむずかしいけどたのし~❕". X(旧Twitter)より2022年6月18日閲覧
  19. ^ a b 西廣智一 (2022年4月28日). “CYNHN特集|"青い"ボーカルユニットが初のZeppワンマンで届ける二度と見られない景色”. 音楽ナタリー. 2022年6月18日閲覧。
  20. ^ テイチクエンタテインメントJ-POP [@teichikujpop] (2022年2月5日). "#月雲ねる 監修コーデ🍦本日2/5(土)16:00~New AL『#BlueCresc.』発売記念オンラインイベント開催🌟". X(旧Twitter)より2022年6月18日閲覧
  21. ^ CYNHN [@cynhn_ds] (2021年7月15日). "🔷AOAWASEリリースイベント情報🔷▶️7/23(金祝)13:00~エンタバアキバ「夏の"AO "合わせコーデ」と題して月雲ねる🍦監修スタイリングでお届けします👒✨". X(旧Twitter)より2022年6月18日閲覧
  22. ^ a b プレヤード (2019年7月16日). “個性豊かなアイドルたちの宴が始まる! 大森莉緒、吉橋亜理砂、一ノ瀬みか、KOUMI、月雲ねる、奥津マリリが出演の『渋谷LOFT9アイドル倶楽部vol.5』!”. exciteニュース. 2022年6月18日閲覧。
  23. ^ 宗像明将 (2020年12月26日). “CYNHN、日常の孤独に寄り添う1st EP『#0F4C81(クラシックブルー)』 繊細な楽曲群を歌いこなる頼もしいヴォーカル”. Real Sound. 2022年6月18日閲覧。
  24. ^ 月雲ねる [@tsukumoneru] (2018年10月28日). "CYNHNファンミ6thありがとうございました!新曲振り付けさせていただきましたたのしかったです!". X(旧Twitter)より2022年6月18日閲覧
  25. ^ サキノソト [@sakinosoto] (2018年10月29日). "絶交郷愁の振り付けでは、全員に見せ場があるようにと、ハモリをしている人もそこそこ目立つように気を付けてフォーメーションや構成を組みました!". X(旧Twitter)より2022年6月18日閲覧
  26. ^ 宗像明将 (2019年3月23日). “生きている間に「歌」を手に入れられるのだろうか――CYNHNインタビュー”. Yahoo!ニュース. 2022年6月18日閲覧。
  27. ^ 月雲ねる (2020年3月20日). “CYNHNの"青すぎるコラム" Vol.4”. キョードー大阪. 2022年6月18日閲覧。
  28. ^ "CYNHNラジオカード vol.1(CYN-2006) 第1回". GIRLS GIRLS GIRLS =flying high=CYNHNの歌いまスウィーニー. テイチクエンタテインメント. 2018年4月5日. FM FUJI。
  29. ^ CYNHN公式アカウント [@CYNHN_DS] (2021年4月24日). "月雲ねるが出演予定の4/25開催の「デリッシャス vol.9」ですが、<無期限延期>となりました。". X(旧Twitter)より2022年6月18日閲覧
  30. ^ CYNHN来店イベント〜⼼斎橋ディアステージへようこそ︕Vol.2〜”. zaiko 心斎橋ディアステージ. 2024年9月22日閲覧。
  31. ^ IDOL FILE 編集部 [@idolfile_jp] (2021年6月18日). "『IDOL FILE Vol.22 WEDDING DRESS』6月25日(金)発売‼️【掲載者紹介2】熊澤風花(Task have Fun)/こはる(SOL)/桜木こと(かみやど)/佐藤かれん(転校少女*)/しより(つぼみ大革命)/芹沢愛花(HACHI)/月雲ねる(CYNHN)". X(旧Twitter)より2022年9月11日閲覧
  32. ^ .yell Live公式 [@yell_Live] (2022年6月27日). "NYLON JAPAN8月号に#天沢璃人 さん / #清水理子 さん / #月雲ねる さんが掲載🎁". X(旧Twitter)より2022年9月11日閲覧
  33. ^ IDOL FILE 編集部 [@idolfile_jp] (2022年12月21日). "本日の告知動画は#CYNHN の#月雲ねる (@tsukumoneru)さんです!初めてのロリータ姿のねるさんをぜひぜひチェックしてくださいね💙". X(旧Twitter)より2022年12月23日閲覧

外部リンク

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