月本佳代美
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つきもと かよみ 月本 佳代美 | |
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プロフィール | |
職業 | イラストレーター |
その他 | ジャンル:古生物、生物進化、生命科学 |
月本 佳代美(つきもと かよみ)は、日本のイラストレーター。自身の事務所「月本事務所」を構える。
「学術的に正確な」リアルイラスト・CGデザインを手がける。恐竜、生物進化、生命科学などを描いたものが多く、イラストは日本国内外の多数の科学出版物に掲載されている。
略歴
[編集]福岡県北九州市にて生まれる。武蔵野美術大学造形学部油絵科を卒業後[1]、科学雑誌出版社に勤務し、1999年に出版社を退社して月本事務所を設立、イラスト・CG製作を務める。2004年に第53回日経広告賞を環境部門で受賞[2]。
作品
[編集]イラストは、日本国内の科学出版物、NHKの科学番組などに用いられている。大きな特徴として、2010年代の日本国内で行われた複数の恐竜展で用いられたという側面があり、この中には福井県立恐竜博物館や国立科学博物館が含まれる。
日本国外では、アメリカの科学雑誌「Cell」の表紙などにも掲載された。
特別展
[編集]- 『地球最古の恐竜展』(2010年 - 2011年)
- 『OCEAN! 海はモンスターでいっぱい』(2011年 - 2012年)[3]
- 『発掘! モンゴル恐竜化石展』(2012年 - 2013年)
- 『発掘! モンゴル大恐竜展』(2014年)
- 『恐竜戦国時代の覇者! トリケラトプス 〜知られざる大陸ララミディアでの攻防〜』(2014年)
- 『大恐竜展 よみがえる世界の恐竜たち』(2016年)
- 『メガ恐竜展』(2016年 - 2017年)[4]
- 『つばさの博覧会 巨大翼竜からペンギンまで』(2017年)
- 『恐竜の卵─恐竜誕生に秘められた謎─』(2017年)[5]
- 『ギガ恐竜展2017』(2017年)[6]
- 『恐竜 DINOSAUR』(2018年)[7]
- 『肉食恐竜2019』(2019年)[8]
- 『恐竜展〜科学が解き明かす恐竜のすがた〜』(2019年)[9]
- 『世界大恐竜展』(2019年)[10]
- 『マンモス展』(2019年 - )[11]
など。
掲載誌
[編集]- 『Newton』[12]
- 『nature DIGEST』[13][14]
- 『自由研究図鑑』(1998年、福音館書店、ISBN 9784834015485)
- 『飼育栽培図鑑』(2000年、福音館書店、ISBN 9784834016642)
- 『おおきなきょうりゅうブラキオサウルスのかぞく』(2008年、教育画劇、ISBN 9784774609362)
- 『くらべて はっけん! パノラマえほん』(2017年、世界文化社、ISBN 9784418178179)
- 『古生物たちのふしぎな世界』(2017年、講談社、ISBN 978-4065020180)[15]
- 『サメ帝国の逆襲 海洋生命5億年史』(2018年、文藝春秋、ISBN 978-4-16-390874-8)[16]
ほか多数。
出典
[編集]- ^ “飼育栽培図鑑―はじめて育てる・自分で育てる”. 紀伊国屋書店. 2020年12月1日閲覧。
- ^ “profile”. 月本事務所. 2020年12月1日閲覧。
- ^ “特別展「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」”. OCEAN! 海はモンスターでいっぱい. 読売新聞. 2011年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月30日閲覧。
- ^ “メガ恐竜展2017”. 読売新聞. 2020年12月1日閲覧。
- ^ “特別展「恐竜の卵-恐竜誕生に秘められた謎-」”. 名古屋市科学館. 2020年12月1日閲覧。
- ^ “ギガ恐竜展2017”. 2017年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月1日閲覧。
- ^ “3/17(土)〜5/13(日) 特別展「恐竜 DINOSAUR」[開催終了]”. 福岡市科学館. 2020年12月1日閲覧。
- ^ “2019年7月13日(土)から!御船町恐竜博物館 特別展”. MaMa Plus (2019年6月21日). 2020年12月1日閲覧。
- ^ “春の特別展「恐竜展~科学が解き明かす恐竜のすがた~」”. 新潟県立自然科学館. 2020年12月1日閲覧。
- ^ 宗宮正行「食うか、食われるか! 迫力のラインアップ」『山陽新聞』2019年7月2日。2020年12月1日閲覧。
- ^ “みどころ”. フジテレビ. 2020年12月1日閲覧。
- ^ 「編集長室から」『Newton』第26巻第1号、2006年、144頁。
- ^ 「遺伝子を編み出すウイルス」『nature DIGEST』第3巻第8号、2006年、ISSN 1880-0556。
- ^ 「ドードーの実像に迫る」『nature DIGEST』第3巻第11号、2006年、ISSN 1880-0556。
- ^ “【深海生物、恐竜、王蟲ファン必見】地球最古の王・アノマロカリスが可愛すぎる”. 講談社 (2017年6月30日). 2020年12月1日閲覧。
- ^ “サメはなぜか女性に人気 謎多き海の古生物の魅力に迫る”. 文藝春秋 (2018年10月12日). 2020年12月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- 月本事務所(事務所サイト)