最終目的地 (映画)
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最終目的地 | |
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The City of Your Final Destination | |
監督 | ジェームズ・アイヴォリー |
脚本 | ルース・プラワー・ジャブヴァーラ |
原作 |
ピーター・キャメロン 『最終目的地』 |
製作 |
ポール・ブラッドリー ピエール・プロネル |
製作総指揮 |
アショク・アムリトラジ ヴィンセント・マイ ジェームズ・マーティン カツヒコ・ヨシダ |
音楽 | ホルヘ・ドレクスレル |
撮影 | ハビエル・アギーレサロベ |
編集 | ジョン・デヴィッド・アレン |
製作会社 |
ハイドパーク・インターナショナル マーチャント・アイヴォリー・プロダクションズ |
配給 |
スクリーン・メディア・フィルムズ ツイン |
公開 |
2009年2月7日(ベルリン国際映画祭) 2010年4月16日 2012年10月6日 |
上映時間 | 117分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
英語 スペイン語 フランス語 |
製作費 | $8,300,000[1] |
興行収入 |
$1,351,866[1] $493,296[1] |
『最終目的地』(さいしゅうもくてきち、The City of Your Final Destination)は、2009年のアメリカ合衆国のドラマ映画。ピーター・キャメロンの同名小説を原作にしている。
ストーリー
[編集]大学で文学教師として働く青年オマーは、博士号を取得して大学との契約を延長するため、自殺した作家ユルス・グントの伝記執筆を願っていたが、作家の遺族から拒絶されてしまう。恋人ディアドラの強い勧めと人生を変えたいとの思いから、オマーは亡き作家が暮らしていた邸宅がある南米ウルグアイへと向かう。そこでは作家の兄アダム、作家の妻キャロライン、作家の愛人アーデンとその幼い娘ポーシャ、アダムのゲイの恋人ピートが奇妙な共同生活を送っていた。オマーは彼らから伝記執筆の許しをもらうために、しばらくの間共に過ごすことにするが、その内に恋人がいる身でありながら、アーデンと惹かれあってしまう。また、他の住人もオマーの出現により、今後の自らの人生(最終目的地)について考え、それぞれの決断を下すのだった。
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キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- アダム・グント - アンソニー・ホプキンス(石田太郎): 作家の兄。ユダヤ系ドイツ人。
- キャロライン・グント - ローラ・リニー(田中敦子): 作家の妻。
- アーデン・ラングドン - シャルロット・ゲンズブール(櫻井智): 作家の愛人。28歳。
- オマー・ラザギ - オマー・メトワリー(加瀬康之): 大学の文学教師。イラン系アメリカ人。28歳。
- ピート - 真田広之(内田夕夜): 徳之島出身の日本人。40歳。アダムと暮らして25年。
- ディアドラ・グドムンド - アレクサンドラ・マリア・ララ(魏涼子): オマーの同僚文学教師で恋人。
- ヴァン・ユーウェン夫人 - ノルマ・アレアンドロ: 作家の友人だった裕福な女性。話し好き。
- ポーシャ・グント - アンバー・モールマン: 作家とその愛人アーデンとの間に生まれた娘。
吹き替え翻訳:井村千瑞
吹き替え演出:市来満
トリビア
[編集]原作でのピートはタイ人の設定だが、どうしても真田広之に演じてもらいたかった監督により、日本人の設定に変えられた[2]。
自殺した作家ユルス・グントは写真のみの登場で、若い頃のアンソニー・ホプキンスの写真が使われている。
参考文献
[編集]- ^ a b c “The City of Your Final Destination” (英語). Box Office Mojo. 2013年4月12日閲覧。
- ^ TBS『王様のブランチ』2013年4月13日放送。