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最終回 (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『最終回』
遠藤舞スタジオ・アルバム
リリース
録音 2013年 - 2017年
ジャンル J-POP
シティ・ポップ
ピアノ・ポップロック
時間
レーベル binyl records
チャート最高順位
『最終回』収録のシングル
  1. Today is The Day
    リリース: 2013年7月31日
  2. MUJINA
    リリース: 2014年5月14日
  3. Baby Love
    リリース: 2014年8月6日
  4. 溜息と不安の夜に
    リリース: 2016年9月21日
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最終回』(さいしゅうかい)は、日本女性ポップシンガー遠藤舞の1枚目かつラストアルバム。

2017年12月13日binyl recordsからリリース。全15曲収録。

背景・制作

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アイドリング!!!のリーダー・遠藤舞がソロ転向後[3]、初めてリリースするアルバム。また、発売月をもっての年内引退を表明しているため[4]、芸能活動11年の集大成的ラストアルバムと銘打っている[5]

本作には、これまでリリースしたシングル表題曲「Today is The Day」「MUJINA」「Baby Love」「溜息と不安の夜に」を収録。また、「モノクロ」をはじめ本人が作曲した作品や、ソロデビュー以降から録り溜めていた楽曲が主体となっている[6]

制作エピソード
楽曲「いつかの日々と今日の月」は2、3年前に録音したもので、「本来は再レコーディングした素材を収録するはずだったが、前回の出来を越えられなかった」と明かし[7]スペーシーなインスト曲「recorder〜de〜pieu」については、『ハードな曲を歌う気にはなれず、代わりにリコーダーを使いアドリブで吹いた。真剣にふざけた曲』だと説明している[8]

カバー

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自身はこれまで作品毎にカバー曲を採用しており、本作でも企画している。

さよならの向う側
国民的歌手・山口百恵のラストシングルとして有名な、阿木燿子宇崎竜童 夫妻提供の楽曲。引退を意識した企画物は当曲のみと説明している。2017年8月末に先行配信。
「ヒマ」
シンガーソングライター守屋里衣奈のデビューシングル。NOKKO川村結花 提供の楽曲。
「Reborn」
自身がファンであると公言しているロックバンド「Syrup 16g」の4thアルバム『delayed』収録曲[9]。2ndシングル「MUJINA」(Type-B)からの再収録。
「アイスコーヒー」
詩人・銀色夏生の詞を楽曲化するバンド・プロジェクト「銀色プレゼンツ」(原田晃)のシングル「輝き」のc/w曲[10]。4thシングル「溜息と不安の夜に」(DVD付盤および mu-moショップ限定豪華盤)からのSpace Echo Mixバージョン。mu-moショップ限定盤のボーナストラック。

リリース

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アルバムは、通常盤・DVD付盤・mu-moショップ限定盤の3形態でリリース。DVD付盤はミュージック・ビデオを収録。mu-moショップ限定盤は完全受注生産のBOX仕様で、ボーナストラック、グッズ特典、直筆のメッセージカードなどが付属する。

特典企画
  • mu-moショップ購入者のみ期間限定先着で、各形態に生写真(全3種の内1枚)が付属。

プロモーション

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楽曲のプロモーションで、以下のメディアに出演した。

配信番組
  • レナのアイドル図鑑 バニラ味オンステージ (2017年9月21日、生放送ザテレビジョン)
  • 小力の小部屋 (2017年10月4日、マシェバラ / FRESH!)
ラジオ番組
イベント
  • WHITE JAM×アスナルトレジャー 点灯式スペシャル (2017年11月17日、アスナル金山)

ライブ・パフォーマンス

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リリースを記念したミニライブ・インストアイベントが、以下の日時・場所で実施された。

アルバム「最終回」リリース記念イベント

以下のイベントに出演し、収録曲をライブ披露。開催したワンマンライブが最後となった[11]

  • YURICALUKA FES (2017年10月20日、渋谷WWWX)
  • TOYOSU SeaSide Fes Next '17 〜AUTUMN〜 (2017年10月28日、アーバンドック ららぽーと豊洲)
  • フォンチー 27th anniversary birth 〜今年はスペシャルかも!?〜 1部 (2017年12月3日、渋谷ソングラインズ)
  • 遠藤舞LAST LIVE -最終回- (2017年12月16日、南青山CAY)

収録トラック

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CD(全形態共通)
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「The first episode」 遠藤舞 
2.Today is The Day小出祐介、嵐田光小出祐介 
3.Baby LoveオカモトショウオカモトショウOKAMOTO'S
4.「モノクロ」ARAKI遠藤舞清水武仁
5.「ヒマ」NOKKO川村結花高慶卓史
6.さよならの向う側阿木燿子宇崎竜童大坂孝之介
7.溜息と不安の夜に遠藤舞、片寄明人クボケンジ、片寄明人宮川弾
8.「いつかの日々と今日の月」ARAKICell No.9 
9.「透明な白」leonnmixakissaats-(佐藤厚)
10.MUJINA津野米咲津野米咲津野米咲
11.「recorder〜de〜pieu」 ats-ats-
12.「Reborn」五十嵐隆五十嵐隆大西克巳
13.「キンモクセイ」山本加津彦Hwang Hyun、山本加津彦大西克巳
14.「close your eyes」ShinoCell No.9 
15.「The last episode」 遠藤舞 
合計時間:
(追加ボーナストラック:mu-moショップ限定盤のみ)
#タイトル作詞作曲編曲
16.「spring」   
17.「アイスコーヒー(Space Echo Mix)」銀色夏生原田晃 
18.「ぐらんどふぃなーれ」 遠藤舞 
DVD(DVD付盤・mu-moショップ限定盤)
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「Today is The Day」(Music Video)  
2.「MUJINA」(Music Video)  
3.「Baby Love」(Music Video)  
4.「溜息と不安の夜に」(Music Video)  
5.「アイスコーヒー」(Music Video)  
6.「さよならの向う側」(Music Video)  
7.「キンモクセイ」(Music Video)  
(追加収録:mu-moショップ限定盤のみ)
#タイトル作詞作曲・編曲
8.「インタビュー & オフショット映像」  

脚注

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  1. ^ 遠藤舞 最終回”. オリコン (2017年12月20日). 2017年12月20日閲覧。
  2. ^ Top Albums Sales”. Billboard JAPAN (12-20). 2017年12月20日閲覧。
  3. ^ アイドリング!!!遠藤舞が卒業発表「ソロに専念したい」”. ナタリー (2013年12月8日). 2017年12月9日閲覧。
  4. ^ 元「アイドリング!!!」リーダー・遠藤舞、年内で芸能界引退”. オリコン (2013年12月8日). 2017年12月9日閲覧。
  5. ^ 安室奈美恵だけじゃない! 人気絶頂で引退を発表した女性芸能人”. 日刊SPA (2013年9月21日). 2017年12月9日閲覧。
  6. ^ 遠藤舞 First&Last アルバム『最終回』インタビュー【前編】”. mu-mo (2017年12月13日). 2017年12月13日閲覧。
  7. ^ 遠藤舞 First&Last アルバム『最終回』インタビュー【前編】ページ2”. mu-mo (2017年12月13日). 2017年12月13日閲覧。
  8. ^ 遠藤舞 First&Last アルバム『最終回』インタビュー【後編】”. mu-mo (2017年12月15日). 2017年12月20日閲覧。
  9. ^ 最早アイドルの領域を完全凌駕!ロックボーカリスト遠藤舞のライブを見た”. TOWER RECORDS (2014年5月14日). 2017年12月9日閲覧。
  10. ^ 「溜息と不安の夜に」リリース記念インタビュー”. mu-mo. 2017年12月9日閲覧。
  11. ^ 遠藤舞、芸能生活最後のステージを生中継”. BARKS (2017年12月13日). 2017年12月20日閲覧。

外部リンク

[編集]

binyl recordsによる紹介ページ