最明寺 (神奈川県大井町)
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所在地 | 神奈川県足柄上郡大井町金子3315 |
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位置 | 北緯35度20分25.41秒 東経139度9分14.74秒 / 北緯35.3403917度 東経139.1540944度 |
山号 | 如意山 |
宗派 | 東寺真言宗 |
本尊 | 善光寺式阿弥陀三尊 |
創建年 | 承久3年(1221年) |
開山 | 浄蓮上人源延 |
公式サイト | 東寺真言宗 如意山最明寺 |
法人番号 | 1021005006335 |
最明寺(さいみょうじ)は、神奈川県足柄上郡大井町にある東寺真言宗の寺院。
歴史
[編集]1221年(承久3年)、浄蓮上人源延によって開山された。浄蓮上人源延は、ある日霊夢を見て、善光寺式阿弥陀三尊を模写して仏像を製作し、現在の松田町にある庶子山(現・最明寺史跡公園)に寺を創建した[1]。
その後、鎌倉幕府執権北条時頼より土地の寄進があり、大いに寺運興隆した[2]。
しかし応仁の乱などの戦乱により、寺は徐々に衰退した。文明年間(1469年 - 1487年)、庶子山は山奥で交通の便が悪いことから、現在地に移転した[1]。
当寺には、『往生要集』の最古の写本が残されており、国の重要文化財に指定されている[3]。
文化財
[編集]- 往生要集〈上中下〉(重要文化財 平成元年6月12日指定)[4]
交通アクセス
[編集]- 相模金子駅より徒歩15分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年