最後の晩餐 (クレスピ)
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作者 | ダニエレ・クレスピ |
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製作年 | 1624年 – 1625年 |
寸法 | 335 cm × 220 cm (132 in × 87 in) |
所蔵 | ブレラ美術館、ミラノ |
『最後の晩餐』(さいごのばんさん、イタリア語: Ultima Cena、ないし、Cenacolo[1])は、ダニエレ・クレスピが、1624年から1625年にかけて制作した絵画作品で、ブレラ美術館に収蔵されている。
この作品は、元々はベザーナ・イン・ブリアンツァ近郊のブルゴーラの修道院にあったが、この修道院には、後代の修復作業の中で発見された、同じような構図の16世紀後半のフレスコ画がある。縦に長い画面構成の着想は、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』ではなく、ミラノのサンタマリア・デッラ・パッシオーネ教会にあるガウデンツィオ・フェラーリの『最後の晩餐』の原型から得たものとされる。
ブレラ美術館に移された後、この作品は一時ブルゴーラの祭壇に戻され、モラッツォーネがキリストの磔刑を描いた作品とともに、かつての修道院に掲げられていた当時の状況が再現された。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Sala XXX - ブレラ美術館の展示案内(イタリア語)