最小発症菌量
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最小発症菌量とは
[編集]細菌性下痢症を理解するためには、どのくらいの菌を食すれば発症するかを知ることである。
この菌数を最小発症菌量と呼び、英語でinfective dose と記載される。
病原体 | おおよその最小発症菌量 (CFU: colony forming unit) |
---|---|
赤痢菌 | 10〜500 |
O157等の腸管出血性大腸菌 | 100 |
カンピロバクター | 500 |
腸炎ビフリオ | 1万〜10万 |
サルモネラ | 10万〜100億 |
コレラ | 10億 |
脚注
[編集]- ^ 麻酔科が知っておくべき感染症の知識 第1章 感染の知識 編集:日本臨床麻酔学会 2017