曹文軒
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曹 文軒 | |
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曹文軒、2020年。 | |
誕生 |
1954年1月(70歳) 江蘇省塩城市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 中国語 |
国籍 | 中華人民共和国 |
最終学歴 | 北京大学 |
活動期間 | 1983年現在 |
ジャンル | 児童文学 |
代表作 |
『草房子』 『青銅葵花』 『根鳥』 |
主な受賞歴 |
第十九回金鶏賞最佳脚本 1999年 『草房子』 華表賞 1998年 『草房子』 第十四回德黑蘭国際映画節金蝴蝶賞 国際アンデルセン賞 2016年 |
ウィキポータル 文学 |
曹 文軒 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 曹文軒 |
簡体字: | 曹文轩 |
拼音: | Cáo Wénxuān |
英語名: | Cao Wenxuan |
曹 文軒(そう ぶんけん、1954年1月9日 - )は、中華人民共和国の児童文学作家[1]。代表作に児童文学『草房子』『青銅葵花』『根鳥』。中国作家協会全国委員会委員。現職は北京大学中文系教授と現当代文学博士生導師。北京作家協会副主席、当代文学教研室主任、児童文学委員会委員。中国作家協会魯迅文学院客座教授。
略歴
[編集]- 1954年1月、江蘇省塩城市竜崗村に生まれた。父親は小学校の校長であった。
- 1974年9月に北京大学図書館系に入学し、1977年7月に卒業。卒業後は学校で教師を担当する。
- 1992年10月、日本NHKテレビに招待され、インタビュー、文学創作について語る。また渋谷のクレヨンハウスにて講演会も開催。
- 1993年10月から1995年4月まで客員教授として日本東京大学に在籍。
- 1999年11月に日本国際交流基金に招待され、「中国映画」シンポジウムに出席して発言。
- 1999年12月に日本戯曲家協会に招待され、「映画脚本の創作」シンポジウムに出席して発言。
- 2019年1月20日に国立国会図書館に招待され、国際子ども図書館にて「中国の児童文学者 曹文軒-私の人生、私の文学」と題して講演を行う。
作品
[編集]中編小説
[編集]- 『沒有角的牛』
- 『埋在雪下的小屋』
- 『暮色籠罩的祠堂』
長編小説
[編集]- 『古老的圍墻』
- 『山羊不吃天堂草』
- 『紅瓦黑瓦』
- 『草房子』
- 『根鳥』
- 『紅瓦房』
- 『細米』
- 『青銅葵花』
- 『天瓢』
- 『大王書:黄琉璃』
- 『大王書:紅紗燈』
- 『叮叮当当、黑癡白癡』
- 『火印』
- 『蜻蜓眼』
短編小説
[編集]- 『雲霧中的古堡』
- 『啞牛』
- 『憂鬱の田園』
- 『綠色的柵欄』
- 『水下有座城』
- 『紅葫蘆』
- 『薔薇谷』
- 『三角地』
- 『野風車』
- 『狗牙雨』
- 『一隻叫鳳的鴿子』
日本語訳
[編集]- 『よあけまで』、訳:中由美子、絵:和歌山静子、童心社、2002年、1月15日、ISBN 978-4-494-00894-0
- 『サンサン』(草房子)、訳:中由美子、絵:和歌山静子、てらいんく、2002年6月30日、ISBN 978-4-925108-26-3
- 『はね』、訳:濱野京子、絵:ホジェロ・メロ、マイティブック社 2015年8月 ISBN 978-4-902617-34-4
- 『とおくまで』、訳:いわやきくこ、絵:ボーデ・ポールセン、樹立社、2018年7月18日、ISBN 978-4-901769-79-2
- 『風のぼうけん』、訳:いわやきくこ、絵:アレクサンダル・ゾロティッチ、樹立社、2018年10月17日、ISBN 978-4-901769-80-8
- 『樹上の葉 樹上の花』、訳:水野衛子、樹立社、2020年4月10日、ISBN 978-4-901769-93-8
受賞
[編集]- 1982年、『弓』、『児童文学』優秀作品賞。
- 1982年、『啞牛』、『少年文芸』優秀作品賞。
- 1988年4月、『再見了、我の小星星』、第一回全国優秀児童文学賞。
- 1988年5月、『中国八十年代文学現象研究』、北京大学第一回青年優秀科研成果一等賞。同年10月、『中国八十年代文学現象研究』、中国当代文学研究会第二回文学評論科研賞。
- 1992年12月、『山羊不吃天堂草』、第三回宋慶齡児童文学賞金賞。翌年2月、『山羊不吃天堂草』、中国作家協会全国児童文学作品集評賞一等賞。
- 1993年11月、『藍花』、冰心児童文学賞新作賞。
- 1995年2月、『紅葫蘆』、台湾『中国時報』1994年度十大童書賞と好書大家讀年度短篇小説類創作最佳賞。
- 1998年2月、『三角地』、好書大家讀年度最佳少年児童讀物賞。
- 1998年8月、『草房子』、第九回冰心文学賞大賞。翌年10月、『草房子』、第四回国家図書賞。
- 1999年10月、『紅瓦』、第四回国家図書賞二等賞。
- 1999年6月、『草房子』、第八回中国映画童牛賞優秀編劇賞。同年10月、第十九回中国映画金鶏賞最佳脚本賞。
- 2000年5月、『草房子』、第四回全国優秀児童文学賞。第五回宋慶齡児童文学賞小説類金賞。第十四回德黑蘭国際映画節評審団特別大賞金蝴蝶賞。
- 2003年10月、『根鳥』、第六回宋慶齡児童文学賞佳作賞。
- 2004年10月、『細米』、中国作家協会第六回全国児童文学賞。
- 2005年12月、『青銅葵花』、台湾『中国時報』2005年十大好書。翌年3月、好書大家讀年度長編小説類創作最佳賞。五个一工程賞。国家図書賞。第七回中国作協全国優秀児童文学賞。冰心文学大賞。
- 2016年4月4日、国際アンデルセン賞2016年度作家賞[2][3]。
脚注
[編集]- ^ “曹文軒 一味違う児童文学”. 中国画報. (2016年)
- ^ “児童文学作家曹文軒氏、2016年国際アンデルセン賞受賞”. 人民網. (2016年8月22日)
- ^ “中国人作家曹文軒氏、「国際アンデルセン賞」受賞”. 新華網. (2016年8月22日)