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曹延禄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

曹 延禄(そう えんろく、生没年不詳)は、北宋時期の曹氏帰義軍節度使の六代目である。曹元忠の子である。曹延恭の死後、位を継いだ。

略歴

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太平興国5年(980年)、検校太保沙州刺史の位を授かり、帰義軍節度使・瓜沙等州観察処置営田押蕃落等使に充てられた[1]

咸平4年(1001年)正月戊子、真宗は曹延禄を譙郡開国公に封じた[2]

久しからずして、曹延禄は族子の曹宗寿に殺された。北宋は羈縻政策をもって対峙したので、曹宗寿は帰義軍節度使でありえた。

脚注

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  1. ^ 『宋大詔令集』
  2. ^ 『宋史』「沙州伝」