星月ノ憂
星月ノ憂(ほしづきのゆう、8月15日 - 生年性別非公開)は日本画家・イラストレーターである。
旧雅号小尻紗弘。白峰会元委員。等迦会元審査員。師は小尻源峰。岐阜県垂井町出身。
人物
[編集]岐阜県で生まれる。幼い頃より日本画家・小尻源峰に師事。垂井幼稚園・垂井町立垂井小学校・垂井町立不破中学校・岐阜県立加納高校美術科へ進学。
元々は日本画家・小尻紗弘、イラストレーター・星月ノ友の雅号で活動していたが、日本画家「星月ノ友」へ雅号を統一する。
その後、「友」から「憂」へ表記を変え「星月ノ憂」へ改名。
画歴
[編集]全国公募等迦会に日本画「祈り」で新人賞を受賞し、正式に日本画家になる。その後、定期的に出品するようになる。出品作品は、ほぼ毎年受賞していた。
日本教文社の全国月刊誌「理想世界ジュニア版」で星月ノ友のペンネームで、イラストレーターとしてデビュー。
「あなたの中の神ワザ」浜松医科大学名誉教授・高田明和(監修)で、15ヵ月に渡って連載の挿絵や、劇画版あなたの中の神ワザ「君に降る星」で前後編の漫画を担当した。
またその際、小尻紗弘の雅号で、単行本「神さまの仕事~ありがとうが言えた十八話~」の表紙画、挿絵を描く。
しかし、連載開始の翌年の「理想世界ジュニア版7月号」より「あなたの中の神ワザ」の挿絵が、突然別のイラストレーターに変わっており、その際、雑誌からの説明も一切なく、一時消息不明の状態になる。
その後、地元岐阜県の月刊誌西美濃「わが街」にて、不定期にチャリティー色紙展や地元作家との対談や特集の挿絵を提供していた。
師・小尻源峰と共同で個展を開く。出展数が小尻源峰(日本画50点)、星月ノ友(日本画10点、イラスト70点)。
一部の作品は公式ホームページやpixivなどで観覧する事が可能。
エピソード
[編集]母校の不破中学校在学中に、校舎新築の際、全校生徒より選ばれ、校舎外壁をデザイン(縦9.7m×横9.7m)する。
月刊西美濃「わが街」での対談の際
「絵を描く事は環境による洗脳」
「傷ついて流れた血が作品」
「完全なものほどつまらないものはない」
「絵描きをやるには自分をいじめないとだめ」
等の発言内容から、独特の世界観を持っていることが窺える。
主な受賞歴
[編集]- 第30回等迦展 初出品 新人賞(東京都美術館)
- 第31回等迦展 中日新聞社賞(東京都美術館)
- (等迦会会友推挙)
- 第13回白峰展 岐阜県知事賞 (岐阜県美術館)
- 第32回等迦展 会友奨励賞(東京都美術館)
- (等迦会会員推挙)
- 第14回白峰展 白峰展芸術選賞(岐阜県美術館)
- 第33回等迦展 会員賞(東京都美術館)
- 第15回白峰展 衆議院議員賞(岐阜県美術館)
- 第34回等迦展 等迦会賞(東京都美術館)
- 第16回白峰展 白峰展準大賞(岐阜県美術館)
- 第17回白峰展 岐阜県知事賞(岐阜県美術館)
賞与は小尻紗弘時代
作風
[編集]ペンネーム「星月ノ友」の名の通り、イラストに描かれる小物をデザインする際は、星型や三日月型を組み込む場合が多い。
外部リンク
[編集]- 不器用な表現者の巣(公式ホームページ)
- 星月ノ憂の作品アカウント (@padora9) - X(旧Twitter)
- 星月ノ憂 (@noyu_hosizuki) - X(旧Twitter)
- 星月ノ憂 (@noyu_hosizuki) - Instagram
- 星月ノ憂-pixiv
- 星月ノ憂-小説家になろう
- 星月ノ憂のblog