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星月ノ憂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

星月ノ憂(ほしづきのゆう、8月15日 - 生年性別非公開)は日本画家イラストレーターである。

雅号小尻紗弘。白峰会元委員。等迦会元審査員。師は小尻源峰岐阜県垂井町出身。

人物

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岐阜県で生まれる。幼い頃より日本画家小尻源峰に師事。垂井幼稚園・垂井町立垂井小学校垂井町立不破中学校岐阜県立加納高校美術科へ進学。

元々は日本画家・小尻紗弘、イラストレーター・星月ノ友の雅号で活動していたが、日本画家「星月ノ友」へ雅号を統一する。

その後、「友」から「憂」へ表記を変え「星月ノ憂」へ改名。

画歴

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全国公募等迦会に日本画「祈り」で新人賞を受賞し、正式に日本画家になる。その後、定期的に出品するようになる。出品作品は、ほぼ毎年受賞していた。

日本教文社の全国月刊誌「理想世界ジュニア版」で星月ノ友のペンネームで、イラストレーターとしてデビュー。

「あなたの中の神ワザ」浜松医科大学名誉教授・高田明和(監修)で、15ヵ月に渡って連載の挿絵や、劇画版あなたの中の神ワザ「君に降る星」で前後編の漫画を担当した。

またその際、小尻紗弘の雅号で、単行本「神さまの仕事~ありがとうが言えた十八話~」の表紙画、挿絵を描く。

しかし、連載開始の翌年の「理想世界ジュニア版7月号」より「あなたの中の神ワザ」の挿絵が、突然別のイラストレーターに変わっており、その際、雑誌からの説明も一切なく、一時消息不明の状態になる。

その後、地元岐阜県の月刊誌西美濃「わが街」にて、不定期にチャリティー色紙展や地元作家との対談や特集の挿絵を提供していた。

師・小尻源峰と共同で個展を開く。出展数が小尻源峰(日本画50点)、星月ノ友(日本画10点、イラスト70点)。

一部の作品は公式ホームページやpixivなどで観覧する事が可能。

エピソード

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母校の不破中学校在学中に、校舎新築の際、全校生徒より選ばれ、校舎外壁をデザイン(縦9.7m×横9.7m)する。


月刊西美濃「わが街」での対談の際

「絵を描く事は環境による洗脳

「傷ついて流れた血が作品」

「完全なものほどつまらないものはない」

「絵描きをやるには自分をいじめないとだめ」

等の発言内容から、独特の世界観を持っていることが窺える。

主な受賞歴

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  • 第30回等迦展 初出品 新人賞(東京都美術館
  • 第31回等迦展 中日新聞社賞(東京都美術館)
  • (等迦会会友推挙)
  • 第13回白峰展 岐阜県知事賞 (岐阜県美術館
  • 第32回等迦展 会友奨励賞(東京都美術館)
  • (等迦会会員推挙)
  • 第14回白峰展 白峰展芸術選賞(岐阜県美術館)
  • 第33回等迦展 会員賞(東京都美術館)
  • 第15回白峰展 衆議院議員賞(岐阜県美術館)
  • 第34回等迦展 等迦会賞(東京都美術館)
  • 第16回白峰展 白峰展準大賞(岐阜県美術館)
  • 第17回白峰展 岐阜県知事賞(岐阜県美術館)

賞与は小尻紗弘時代

作風

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ペンネーム「星月ノ友」の名の通り、イラストに描かれる小物をデザインする際は、星型や三日月型を組み込む場合が多い。

外部リンク

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