昇覚寺
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昇覚寺 | |
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所在地 | 東京都江戸川区東葛西7-23-17 |
位置 | 北緯35度39分30.3秒 東経139度52分47.0秒 / 北緯35.658417度 東経139.879722度座標: 北緯35度39分30.3秒 東経139度52分47.0秒 / 北緯35.658417度 東経139.879722度 |
山号 | 無量寿山[1] |
院号 | 遍照智院[1] |
宗派 | 真言宗豊山派[1] |
本尊 | 阿弥陀如来[1] |
創建年 | 寛永15年(1638年)[1] |
開山 | 邵値[1] |
文化財 | 昇覚寺鐘楼(江戸川区指定有形文化財)、絹本着色仏涅槃図(江戸川区指定有形文化財)、紙本着色両界曼陀羅図(江戸川区登録有形文化財)、市川松老墓誌銘(江戸川区登録有形文化財) |
法人番号 | 5011705000089 |
昇覚寺(しょうがくじ)は、東京都江戸川区にある真言宗豊山派の寺院。
概要
[編集]1638年(寛永15年)、邵値によって開山された。当寺の本尊の阿弥陀如来像は行基の作といわれている[2]。天祖神社の別当寺でもあった。旧本山は高野山無量寿院[1]。
境内には、鐘楼があり梵鐘がかけられている。梵鐘は1785年(天明5年)に鋳造されたもので、特に女性信者からくしやかんざしの寄進を受けたという。戦時中の金属類回収令の供出も免れた鐘である[2]。
昭和時代より、毎月六の付く日(6日・16日・26日)に境内でボロ市が開かれている[2]。
文化財
[編集]- 昇覚寺鐘楼 - 江戸川区指定有形文化財・建造物、昭和56年1月13日告示[3]
- 絹本着色仏涅槃図 - 江戸川区指定有形文化財・絵画、平成6年2月22日告示[4]
- 紙本着色両界曼荼羅図 附・文政二年三月記造立木札一枚 - 江戸川区登録有形文化財・絵画、昭和60年3月12日告示[5]
- 市川松老墓誌銘 - 江戸川区登録有形文化財・歴史資料、昭和62年2月25日告示[6]
- 葛西大師まいり(長島・桑川地区) - 江戸川区登録無形民俗文化財・風俗慣習、昭和60年3月12日告示[7]
交通アクセス
[編集]- 葛西駅より徒歩15分。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 江戸川区史.
- ^ a b c 内田定夫 著『江戸川区史跡散歩 (東京史跡ガイド23)』学生社、1992年、147-151p
- ^ 江戸川区 昇覚寺鐘楼.
- ^ 江戸川区 絹本着色仏涅槃図.
- ^ 江戸川区 紙本着色両界曼荼羅図.
- ^ 江戸川区 市川松老墓誌銘.
- ^ 江戸川区 葛西大師まいり.
参考文献
[編集]- 内田定夫 著『江戸川区史跡散歩 (東京史跡ガイド23)』学生社、1992年
- 「民俗・文化・自然編 第二章 神社と寺院 第二節 寺院 三 各神社の由緒沿革 八三 昇覚寺」『江戸川区史』 第三巻、江戸川区、1976年3月、531-532頁 。
- “昇覚寺鐘楼”. 江戸川区文化財・史跡 (2019年1月31日). 2020年5月18日閲覧。
- “絹本着色仏涅槃図”. 江戸川区文化財・史跡 (2019年1月31日). 2020年5月18日閲覧。
- “紙本着色両界曼荼羅図”. 江戸川区文化財・史跡 (2019年1月31日). 2020年5月18日閲覧。
- “市川松老墓誌銘”. 江戸川区文化財・史跡 (2019年1月31日). 2020年5月18日閲覧。
- “葛西大師まいり(長島・桑川地区)”. 江戸川区文化財・史跡 (2019年1月31日). 2020年5月18日閲覧。