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早川嘉春

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

早川 嘉春(はやかわ よしはる、1937年1月5日[1] - 2021年11月16日)は、朝鮮語英語学者、フェリス女学院大学名誉教授。

1961年に国際基督教大学を卒業後、ソウル大学大学院に学ぶ。1974年に韓国の民青学連事件で、事件を取材していたジャーナリストの太刀川正樹の通訳を務め、内乱扇動罪などで懲役20年の重刑を宣告されたが、のちに釈放される。和光大学助教授、フェリス女学院大学教授を務めた[2]。2005年に定年退任し、名誉教授に就任した。NHKアンニョンハシムニカ・ハングル講座」の講師を務めた。

2021年11月16日、腎不全のため死去した[3]。84歳没。

著書

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  • 『朝鮮語入門講座 1 (日常会話から文法基礎へ)』鶏林館書店 1976
  • 『エクスプレス朝鮮語』白水社 1986
  • 『日本語から学ぶ韓国語会話』創拓社 アプリケイティブ・メソッド 1991
  • 『日本語から学ぶ韓国語会話』創拓社 アプリケイティブ・メソッド 1994
  • 『メモ式朝鮮語早わかり』三修社 1994
  • 『朝鮮語』白水社 2001
  • 『ゼロから始める韓国語 文法中心』三修社 2003
  • 『韓国語のスタートライン』三修社 2006

共著

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  • 『弟・早川嘉春「韓国民青学連事件」と家族 写真・資料集』早川公二共著 早川貞夫 1975
  • 『韓国語会話110番 こんなときどう言う? 韓国旅行編』丁元泰共著 旺文社 1986
  • 『韓国語会話110番 こんなときどう言う? 日常生活編』丁元泰共著 旺文社 1987
  • 『エクスプレス英語(イギリス)』ジョン・スネリング共著 白水社 1990
  • 『イギリス英語』ジョン・スネリング共著 白水社 2004
  • 『ニューエクスプレス日本語』刈田カイ,佐藤乃理子,中村豊美, 根本牧,安田芳子,ローリー日比野晴美共著 白水社 2008

翻訳

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  • 朴趾源『兩班傳』編註 鷄林館書店 ハングル原文読本 1977
  • 朴寅基編『韓国心の旅 エッセイで学ぶハングル』共栄書房 1992

脚注

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  1. ^ 『現代物故者事典 2021〜2023』日外アソシエーツ、2024年、p.460。
  2. ^ 『現代日本人名録』
  3. ^ (惜別)早川嘉春さん NHKハングル講座元講師 朝日新聞、2022年2月26日