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旧桜井家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
旧桜井家

外観
所在地 岐阜県各務原市鵜沼三ツ池町6-329
位置 北緯35度23分42.3秒 東経136度53分40.6秒 / 北緯35.395083度 東経136.894611度 / 35.395083; 136.894611座標: 北緯35度23分42.3秒 東経136度53分40.6秒 / 北緯35.395083度 東経136.894611度 / 35.395083; 136.894611
旧所在地 岐阜県各務原市鵜沼三ツ池町(現在地の北側)
類型 農家
形式・構造 木造平入、入母屋造、トタン葺き(藁葺き
延床面積 間口18.7m×奥行9.5m
建築年 1871年明治4年)
文化財 市有形民俗文化財
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旧桜井家(きゅうさくらいけ)は、岐阜県各務原市にある1871年明治4年)に養蚕農家(桜井家)の住宅として建てられた家である。各務原市の重要有形民俗文化財に指定されている。

2011年度に保存修復工事が計画されたが、工事費用の問題等で中止となった。以降は部分修繕などで保存管理をしている。老朽化が著しく、2021年現在、屋内非公開となっている。

所在地

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建物概要

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  • 間口18.7m、奥行9.5mの入母屋造、平入り。
  • 屋根は現在はトタンに覆われているが元は藁葺き
  • 間取は四八(よはち・8畳間4つ)・仏間(2畳)・隠居部屋(4畳)・土間(玄間と炊事場)・三尺廊下(南北両側)・馬屋で、この地方の裕福な自作農家の典型。
  • 仏間・床の間の床は一段高くなっている。
  • 床の間の框(床畳の側面を隠す水平材)や粗壁は美濃地方の農家の中では珍しい。
  • 土間の梁は弓なりの形をした曲梁(まがりはり)。
  • 天井は部屋の機能によって造り分けられている。
    • 座敷 竿縁(さおぶち)天井
    • 台所 格子天井、根太(ねた)天井
    • あがりはな 簀の子(すのこ)天井

歴史

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  • 1871年(明治4年) - 各務原市三ツ池の養蚕農家(桜井家)の住宅として建てられる。
  • 1891年(明治24年) - 濃尾大地震で倒壊。
  • 1899年(明治32年) - 倒壊前に使用していた古材を利用し再建。
  • 1976年(昭和51年) - 旧所有者の桜井家の住宅新築に伴い、現在地に移築される。(移築の際に建物の向きが南向きから東向きになる)
  • 1976年9月16日(昭和51年) - 各務原市の重要有形民俗文化財に指定される。

アクセス

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駐車場(炉畑遺跡公園の駐車場)

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  • 第1駐車場 大型バス3台、普通車17台
  • 第2駐車場 普通車34台
※駐車料金無料。

公開時間および公開日

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  • 開園時間 午前8時30分~午後5時00分
  • 休園日 月曜日~金曜日(祝日を除く)、年末年始(12月28日~翌年1月3日)
  • 入場料無料。

関連項目

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外部リンク

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