日米共同方面隊指揮所演習
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日米共同方面隊指揮所演習(にちべいきょうどうほうめんたいしきじょえんしゅう、英語: Yama Sakura、略称:YS)は、陸上自衛隊とアメリカ軍陸上部隊(アメリカ陸軍・アメリカ海兵隊)の間で行われる指揮所演習[1]。「ヤマサクラ」とも。
「それぞれの指揮系統に従って、共同して作戦を実施する場合における方面隊以下の指揮幕僚活動を演練し、その能力の維持・向上を図る」目的で行われるものである[2]。1982年に第一回演習が行われ[3][4][5]、以来、年に約2回のペースで開催されている。内容は秘密とされる[6]。
2023年には、オーストラリアとフィリピンが日米以外で初めて正式に参加する[7][8]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “進化する日米共同訓練”. 陸上自衛隊. 2023年6月5日閲覧。
- ^ “防衛省・東北防衛局がおくる日本の防衛Q&A(2月放送内容)テ-マ:日米共同方面隊指揮所演習(YS)について”. 防衛省. 2023年6月3日閲覧。
- ^ 末浪靖司 (2017). 「日米指揮権密約」の研究 自衛隊はなぜ、海外へ派兵されるのか. 創元社. pp. 268~269. ISBN 9784422300566
- ^ “Yama Sakura 81 reinforces strength of U.S-Japan alliance through world’s largest command post exercise”. The U.S. army (December 15, 2021). 2023年6月3日閲覧。
- ^ “自衛隊とアメリカ軍の共同訓練の内容とは? 有事を想定した最大規模の訓練”. MAMOR (2022年4月13日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ 1983年11月13日付 朝日新聞 『日米合同図上演習始まる』
- ^ 2023年6月5日付 毎日新聞 『焦点:対中関係、各国腐心』
- ^ 日米指揮所演習に豪比軍初参加 陸自 産経新聞 (2023年4月18日)