日産マリーン
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 神奈川県横浜市西区高島一丁目1番1号 (日産自動車グローバル本社) |
設立 | 1995年8月1日 |
法人番号 | 6020001062643 |
事業内容 | 舟艇関連商品の製造、販売、修理及び中古舟艇の売買等 |
代表者 | 代表清算人 笹川裕樹[1] |
資本金 | 2億4000万円[1] |
純利益 |
▲500万円 (2021年03月19日時点)[2] |
総資産 |
1億6700万円 (2021年03月19日時点)[2] |
主要株主 | 日産自動車 100% |
外部リンク | www.nissan-marine.co.jp |
日産マリーン株式会社は、かつて神奈川県横浜市に本店を置いていた、日本の企業である。
主にプレジャーボートの製造、中古艇の販売・買取、及び舟艇部品の製造等を中心に事業を展開していた。出資比率は日産自動車が100%[1]。本店所在地は日産自動車グローバル本社。
概要
[編集]1995年8月1日、日産自動車のマリーン事業部を分社化する形で同社により100%出資で設立された。日本全国に営業所を設置するほか、サービスセンター、運営受託・直営マリーナも置く。マリーンエンジンやオートスパンカーなど部品を扱うほか、中古艇も扱う。横浜フローディングボートショーをはじめ、日本各地で開催される各国際ボートショーに出展。カスタムボートの製造も請け負っていた。
2015年3月、日産マリーンブランドの舟艇(新艇)並びにエンジンの製造を終了。
2015年6月、旧大分工場をニュージャパンマリンに売却。
2016年3月、舟艇並びにエンジンの販売を終了。
2021年3月19日、アフターメンテナンスとマリーナ運営受託業務を終了し、解散する事を株主総会にて決議[1]。
2021年9月24日、横浜地方裁判所から特別清算開始決定を受ける[1]。負債総額は約8億100万円。
2022年3月17日、法人格消滅[3]。
製品
[編集]20フィート代のプレジャーボートを主流とする商品展開であり、なかでも25フィート艇は、U字形のモーターウエルで船外機を前進させ、マリーナバースの料金区分に合わせた「実測8m以内」とすることで、日本国内の需要に合致させている。2007年には、34フィートの「N34コンバーチブル」を発表している。
以前は、日産自動車の自動車用ガソリン・ディーゼルエンジンを船舶用に変更した「日産マリーンエンジン」もラインナップしていたが、量産効果が薄いことから全て廃止され、現在では、ホンダからOEM供給を受ける船外機のみに絞っている。インボードのディーゼルエンジンには、いすゞマリン製造やボルボ ペンタ(スターンドライブ)を採用している。
脚注
[編集]- ^ a b c d e 倒産・動向速報記事 日産マリーン株式会社帝国データバンク 2021年10月6日
- ^ a b 日産マリーン株式会社 第26期決算公告
- ^ 日産マリーン株式会社国税庁法人番号公表サイト