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日本貨物鉄道中央研修センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中央研修センター(ちゅうおうけんしゅうセンター、英称:Central training center)は、東京都品川区に所在し、日本貨物鉄道(JR貨物)本社が管理・運営する動力車操縦者養成所および車両検修業務養成施設である。

1994年(平成6年)、動力車操縦者運転免許に関する省令第17条の規定に基づく動力車の操縦に関する講習を行う施設として、運輸大臣(現、国土交通省)に指定された。

東京貨物ターミナル駅構内に併設されており、日本貨物鉄道(JR貨物)社員、および関連協力会社社員の動力車操縦者運転士)及び車両検修業務の養成を行っている。

研修棟・実習棟・屋外実習線・貨車実習線・車両技術研修所などの施設で構成されており、また大井機関区東京貨物ターミナル駅構内本部などが入居する社屋の3階には、関東支社の関東社員研修所、および中央社員研修所がある。

所在地

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東京都品川区八潮3丁目

主な部署

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  • 動力車操縦者養成所
    • 運転士養成グループ
    • 管理・研修グループ
  • 車両技術研修所
    • 検修教育グループ
  • 保全教育グループ

主な施設

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  • 研修棟(中央研修センター 本館):1F - 6F
    • 1F:受付、事務室、ラウンジ、TELコーナー、食堂(ジェイアールエフ・ホテル)、応接室
    • 2F:会議室、談話コーナー、喫茶コーナー、和室、浴室、事故パネル展示室、宿泊室201号室(女性社員専用)
    • 3F:教室1 - 3、教材室、視聴覚室、図書室、ラウンジ
    • 4F:宿泊室401 - 410号室
    • 5F:宿泊室501 - 510号室
    • 6F:ロビー、多目的ホール、屋上
  • 実習棟(中央研修センター 実習棟):1F
    • 1F:運転シミュレーター(EF210-174(モックアップ)、EH500-82(モックアップ)、EF81 63、DE10 1511)、各種機器の展示など
  • 屋外実習線(中央研修センター 屋外実習線):屋外
    • 屋外:列車防護訓練設備(EF65形(EF65 529)のカットモデル)、各種分岐器、標識、線路諸標、信号機設備など
  • 貨車実習線(中央研修センター 貨車実習線):屋外
  • 車両技術研修所(中央研修センター 車両技術研修所):3F
    • 1F:入換可能な1線の検修ピット、EF65形(EF65 1001)、コキ200形(コキ200-1)、床上操作式クレーン訓練設備
    • 2F:ガス・アーク溶接訓練設備
    • 3F:パンタグラフ、検修関係各種教育設備

設置車両の車体に記される略号

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設置車両

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電気機関車
  • EF81 63:運転シミュレーターとして利用。
  • EF65 1001:検修用教材として利用。
ディーゼル機関車
  • DE10 1511:運転シミュレーターとして利用。
貨車
  • コキ200-1:検修用教材として利用。(コキ107に置き換えという情報有、現在確認中)
  • コキ58004

過去の設置車両

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関連項目

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