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日本薬品工業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本薬品工業株式会社
Nihon Pharmaceutical Industry Co.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 npi
本社所在地 日本の旗 日本
101-0032
東京都千代田区岩本町2-2-3
設立 1960年8月
業種 医薬品
法人番号 7010001005981
事業内容 医療用医薬品の製造販売
体外診断用医薬品及び一般用医薬品の受託製造
代表者 代表取締役社長 工藤 伸一
資本金 1億6,000万円
従業員数 285名(2019年3月末現在)
主要株主 日本ケミファ株式会社(100%)
外部リンク http://www.npi-inc.co.jp/
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日本薬品工業株式会社(にほんやくひんこうぎょう、英文:Nihon Pharmaceutical industry Limited)は、東京都千代田区岩本町に本社を置く日本の製薬会社である。日薬、日本薬品とも略称される。

1960年設立[1] 。当初から日本ケミファの関連会社で、日本ケミファの医薬品のほか後発医薬品(GE薬)の製造を行ってきた。2002年に日本ケミファとインドのランバクシー・ラボラトリーズが提携したのち、同社を経由してランバクシー製のGE薬の輸入を行っていたが[2]、2009年末に提携を解消したのに伴って2010年7月に日本ケミファの完全子会社化され[3][4]、10月には日本ケミファの茨城工場を引き継ぎ、つくば工場とした[5]。2015年にはベトナムで合弁会社を設立したのちに完全子会社化[1]。2017年にベトナム工場を竣工[1]。2018年にはベトナムから日本向け医薬品の出荷を開始した。

沢井製薬興和など他のGE薬メーカーから製品を継承することも行っており[6]高尿酸血症の治療薬では、日本ケミファが開発した先発薬と同社のGE薬で市場シェアを占有している[6][7]

脚注

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  1. ^ a b c 沿革”. 日本薬品工業株式会社 (2018年3月29日). 2020年3月8日閲覧。
  2. ^ “【日本ケミファ】ランバクシーとの提携関係を解消‐日本薬品工業は子会社化”. 薬事日報. (2009年12月9日). https://www.yakuji.co.jp/entry17489.html 2020年3月8日閲覧。 
  3. ^ “【日本ケミファ】日本薬品工業を完全子会社化し、茨城工場承継”. 薬事日報. (2010年5月13日). https://www.yakuji.co.jp/entry19220.html 2020年3月8日閲覧。 
  4. ^ 「日本ケミファ、日本薬品工業を完全子会社化」『化学工業日報』2010年5月13日付8面。
  5. ^ 「工場ルポ 日本薬品工業・つくば工場」『化学工業日報』2014年10月10日付7面。
  6. ^ a b “日本ケミファ GE事業立て直し 競合少ない品目の選定、販社の活用、ベトナム工場稼働で”. ミクスOnline. (2018年7月5日). https://www.mixonline.jp/tabid55.html 2020年3月8日閲覧。 
  7. ^ “【日本ケミファ】高尿酸血症領域で差別化‐クエンメットは“事実上のオーソライズド・ジェネリック””. 薬事日報. (2018年7月12日). https://www.yakuji.co.jp/entry66041.html 2020年3月8日閲覧。 

外部リンク

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