日本怖る可し
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日本怖る可し(にほんおそるべし、Japan, the air menace of the Pacific)は1932年に刊行された日米関係について述べた書籍。
原著は1927年又は1928年に発刊及び1970年に再刊されている。
概要
[編集]アメリカ合衆国軍人の見た、当時における日本の利害を論じ、発刊3ヶ月で100刷を数えたと、当時の広告には掲載されている。このとき、既に戦艦に対する航空機の優位を、アメリカ海軍が演習の中で確認していること。パナマ運河の攻防演習に於いて、パナマ運河の防備が困難なことを論じている。
また、戦艦の数を定めた、条約の不備と、快速巡洋艦、潜水艦の効力についても言及している。
目次
[編集]第1章 日本は太平洋に優越せり
第2章 太平洋の機雷、日本
第3章 後門は開放せられたり
第4章 太平洋の不死鳥日本
第5章 太平洋の空の脅威日本
第6章 難攻不落の日本、太平洋のジブラルター
第7章 米国は重大なるヂレンマに直面す
第8章 日本は邁進す
第9章 米国は日本を見詰る
第10章 交戦の新要素、空中武力
第11章 航空路は国防の基礎
第12章 平和を促進する国際会議
第13章 空中無防備の米国
第14章 旭日に閃く鳳凰の翼
著者
[編集]アメリカ陸軍大佐 ジェファソン・デヴィス Warren Jefferson Davis
訳者
[編集]発行
[編集]昭和7年4月13日印刷
昭和7年4月15日発行
昭和7年7月20日第100版発行
価格
[編集]定価80銭
発行者
[編集]東京市神田区錦町一丁目十九番地 株式会社 新光社
電話神田2126番
振替東京43240番
代表 小川 菊松
印刷者
[編集]服部源治 明治印刷株式会社
原著
[編集]Japan, the air menace of the Pacific
The Christopher publishing house (Boston), 1928
Arno Press(New York), 1970 [c1927]
Warren Jefferson Davis