コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

日本プロゴルフ殿堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本プロゴルフ殿堂
Japan Professional Golf Hall of Fame
団体種類 一般財団法人
設立 2010年9月26日
所在地 東京都中央区銀座8-11-5
正金ビル5階
北緯35度40分3.34秒 東経139度45分45.62秒 / 北緯35.6675944度 東経139.7626722度 / 35.6675944; 139.7626722座標: 北緯35度40分3.34秒 東経139度45分45.62秒 / 北緯35.6675944度 東経139.7626722度 / 35.6675944; 139.7626722
法人番号 3010405009070 ウィキデータを編集
主要人物 理事長 松井功
活動地域 日本の旗 日本
主眼 ゴルフ競技において偉業を達成したものに関して、表彰・展示の手段により可視化することでその偉業を啓発し、先人の偉業を敬うという社会生活に不可欠な心を醸成する
活動内容 日本ゴルフ殿堂の表彰・展示事業
ウェブサイト http://www.golfdendou.jp
テンプレートを表示

一般財団法人日本プロゴルフ殿堂(にほんプロゴルフでんどう)は、日本のゴルフ競技において偉業を達成し、ゴルフの発展に大きく寄与した人物に対して、その功績を表彰し展示することを目的として設立された組織。

日本プロゴルフ協会日本女子プロゴルフ協会及び日本ゴルフツアー機構によって2010年9月26日に設立され[1]2011年10月26日に設立記者会見が行われた[2]。初代理事長には社団法人日本民間放送連盟会長広瀬道貞が、また表彰選考委員会の委員長には元NHKアナウンサーで日本プロゴルフ協会名誉顧問の羽佐間正雄が就任した[2]

選考基準

[編集]

殿堂入りの選考基準は以下の通り、ツアー制度施行前後また男子・女子の区別から3つのカテゴリーに分けられている[3]。有資格者について表彰選考委員会で選考され、理事会で表彰者が決定される。

表彰カテゴリー
  1. 1972年以前(ツアー制度施行前)に活躍し、または功績を残したレジェンド的プレーヤー
  2. 1973年以降に活躍した表彰資格(下記)を満たす男子現役世代プレーヤー
  3. 表彰資格(下記)を満たす女子プレーヤー
表彰資格
  1. 表彰年度において満45歳以上であること。但し、JLPGAは単年登録者として10年以上在籍している者。
  2. PGA会員、JLPGA会員及びJGTO会員として在籍10年以上であること。
  3. 上記 1. 2. の資格者で次のいずれかに該当する者。
    1. 男子レギュラーツアー及び女子レギュラーツアーの年間賞金ランキング第1位者。
    2. 日本プロ日本オープンツアー選手権5勝以上の者または日本女子プロ日本女子オープン5勝以上の者。
    3. 男女ツアー競技25勝以上の者。
    4. 日本プロシニア日本シニアオープン5勝以上の者。
    5. シニアツアー競技15勝以上の者。
    6. 海外メジャー競技1勝以上の者。
    7. 海外ツアー競技3勝以上の者。
    8. 海外シニアメジャー競技1勝以上の者。
    9. 海外シニアツアー競技3勝以上の者。
    10. 世界ゴルフ殿堂入りした者。
    11. 理事会において功績があると認めた者(物故者を含む)。
    12. 日本ツアー出身者で海外メジャー優勝者及び五輪メダリストは年齢に関係なく特別表彰される。

殿堂顕彰者

[編集]
氏名 選出年 選出部門
あさみろくそう/浅見緑蔵 2012年 部門なし
おのこういち/小野光一 2012年 部門なし
こはりはるよし/小針春芳 2012年 部門なし
とたとういちろう/戸田藤一郎 2012年 部門なし
なかむらとらきち/中村寅吉 2012年 部門なし
はやしよしろう/林由郎 2012年 部門なし
みやもととめきち/宮本留吉 2012年 部門なし
しまむらゆうせい/島村祐正 2013年 レジェンド
にへいあやこ/二瓶綾子 2013年 レジェンド
ふくいかくし/福井覚治 2013年 レジェンド
やすたこうきち/安田幸吉 2013年 レジェンド
あおきいさお/青木功 2013年 プレーヤー
ひくちひさこ/樋口久子 2013年 プレーヤー
いときこうき/井戸木鴻樹 2013年 特別賞
いしいともお/石井朝夫 2014年 レジェンド
ちんせいは/陳清波 2014年 レジェンド
すきはらてるお/杉原輝雄 2014年 プレーヤー
おかもとあやこ/岡本綾子 2014年 プレーヤー
きつたたたし/橘田規 2015年 レジェンド
すきもとひてよ杉本英世 2015年 レジェンド
おおさこたつこ/大迫たつ子 2015年 プレーヤー
ちんせいすい/陳清水 2017年 レジェンド
こうのたかあき/河野高明 2017年 レジェンド
きよもとたかこ/清元登子 2017年 レジェンド
しまだこうさく/島田幸作 2017年 プレーヤー
むらかみたかし/村上隆 2017年 プレーヤー
とあぎょく/涂阿玉 2017年 プレーヤー
ふじいよしまさ/藤井義将 2018年 レジェンド
かないせいいち/金井清一 2018年 プレーヤー
よしかわなよこ/吉川なよ子 2018年 プレーヤー
さとうせいいち/佐藤精一 2019年 レジェンド
こばやしのりこ/小林法子 2019年 レジェンド
なかじまつねゆき/中嶋常幸 2019年 プレーヤー
もりぐちゆうこ/森口祐子 2019年 プレーヤー
しゃびんなん/謝敏男 2020年 レジェンド
なかむらかねきち/中村兼吉 2020年 レジェンド
おかだみちこ/岡田美智子 2020年 プレーヤー
えびはらせいじ/海老原清治 2020年 プレーヤー
しぶのひなこ/渋野日向子 2020年 特別賞
おざきなおみち/尾崎直道 2022年 プレーヤー
しおたにいくよ/塩谷育代 2022年 プレーヤー
やまもとますじろう/山本増二郎 2022年 レジェンド
こがはるのすけ/古賀春之輔 2022年 レジェンド
やすだはるお/安田春雄 2022年 レジェンド
まつやまひでき/松山英樹 2022年 特別賞
いなみもね/稲見萌寧 2022年 特別賞
さそうゆうか/笹生優花 2022年 特別賞

[4][5][6][7][8][9][10][11][12][13]

辞退者

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ Information”. 日本プロゴルフ殿堂 (2010年9月26日). 2011年11月17日閲覧。
  2. ^ a b “日本プロゴルフ殿堂:設立へ 第1回は来年2月にも決定”. 毎日新聞. (2011年10月26日). http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/10/26/20111027k0000m050021000c.html 2011年11月17日閲覧。 
  3. ^ 『日本プロゴルフ殿堂』設立”. 日本ゴルフツアー機構 (2011年10月26日). 2011年11月17日閲覧。
  4. ^ 第1回殿堂入りに宮本氏ら7人 日刊スポーツ 2012年3月27日閲覧
  5. ^ a b “青木功、樋口久子らが日本プロゴルフ殿堂入り ジャンボは辞退”. GDOニュース. (2013年12月16日). http://news.golfdigest.co.jp/news/article/47807/1/ 2014年6月30日閲覧。 
  6. ^ “故杉原輝雄氏、岡本綾子さんら顕彰 日本プロゴルフ殿堂”. スポーツニッポン. (2014年12月16日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/12/16/kiji/K20141216009470350.html 2017年2月13日閲覧。 
  7. ^ “レジェンド部門に橘田氏、杉本氏 プレーヤー部門に大迫氏選出”. スポーツニッポン. (2015年12月15日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/12/15/kiji/K20151215011689130.html 2017年2月13日閲覧。 
  8. ^ 清元 登子、涂 阿玉が日本プロゴルフ殿堂入り”. 日本女子プロゴルフ協会 (2017年2月8日). 2017年2月13日閲覧。
  9. ^ “吉川なよ子らゴルフ殿堂入り 男子は故藤井義将さん、金井清一が選出”. デイリースポーツ. (2018年1月29日). https://www.daily.co.jp/golf/2018/01/29/0010939348.shtml 2018年1月29日閲覧。 
  10. ^ “中嶋常幸氏、森口祐子氏ら4人がプロゴルフ殿堂入り”. nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. (2019年1月23日). https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/201901230000302.html 2019年1月24日閲覧。 
  11. ^ “渋野日向子が日本プロゴルフ殿堂『特別賞』を受賞!”. ALBA.net. (2020年1月23日). https://www.alba.co.jp/articles/category/tour/jlpga/post/144392/ 2020年1月23日閲覧。 
  12. ^ “ゴルフ殿堂入り 新たに尾崎直道、塩谷育代ら5人”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2022年2月2日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2022/02/02/kiji/20220202s00043000047000c.html 2022年2月2日閲覧。 
  13. ^ “松山英樹、稲見萌寧、笹生優花の“歴史に名を刻んだ3人”に日本プロゴルフ殿堂特別賞 20年に渋野も受賞”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2022年2月1日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2022/02/01/kiji/20220201s00043000516000c.html 2022年2月2日閲覧。 

外部リンク

[編集]