コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

工機前駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日工前駅から転送)
工機前駅*
ホーム(2019年10月)
こうきまえ
Kōkimae
勝田 (0.6 km)
(1.2 km) 金上
地図
所在地 茨城県ひたちなか市武田字大塚前1092-15
北緯36度23分18.04秒 東経140度31分27.52秒 / 北緯36.3883444度 東経140.5243111度 / 36.3883444; 140.5243111 (ひたちなか海浜鉄道湊線 日工前駅)座標: 北緯36度23分18.04秒 東経140度31分27.52秒 / 北緯36.3883444度 東経140.5243111度 / 36.3883444; 140.5243111 (ひたちなか海浜鉄道湊線 日工前駅)
所属事業者 ひたちなか海浜鉄道
所属路線 湊線
キロ程 0.6 km(勝田起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
35人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1962年昭和37年)4月1日
* 2019年令和元年)10月1日に「日工前駅」から「工機前駅」に改称[1]
テンプレートを表示

工機前駅(こうきまええき)は、茨城県ひたちなか市武田にある、ひたちなか海浜鉄道湊線である。

歴史

[編集]

日立工機従業員専用であった時代には、停車列車も朝上り1本・夕下り1本の1往復に限られ[2]、他の駅の時刻表・運賃表などにも駅の案内が掲載されておらず、「幽霊駅」として書籍に取り上げられたこともあった。

当駅東側に隣接するジャスコ勝田店(2010年2月20日を以て閉店。1994年までは伊勢甚勝田店)と表町商店街が商店街活性化のために、市当局と茨城交通に一般営業の陳情を行っていた。一方、茨城交通としても当時既に日立工機従業員のマイカー通勤への移行が進んでおり、利便性向上による乗客確保といった思惑が一致したため、一般営業が開始された[2]。当初は7時台から18時台までの列車のみ停車していたが[2]、徐々に停車本数が増え、ひたちなか海浜鉄道移管後初のダイヤ改正となった2009年3月14日より全列車停車駅となった[3]

駅構造

[編集]

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームには待合所が設置されている。駅員無配置駅

利用状況

[編集]
  • 工機前駅の利用状況の変遷を下表[6]に示す。
    • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計
2000年(平成12年)       3,414  
2001年(平成13年)       6,484  
2002年(平成14年)       6,245  
2003年(平成15年)       2,348  
2004年(平成16年)       2,706  
2005年(平成17年)       2,050  
2006年(平成18年)       1,021  
2007年(平成19年)       3,930  
2008年(平成20年)       3,544  
2009年(平成21年)       3,650  
2010年(平成22年)       4,015  
2011年(平成23年)       3,294  
2012年(平成24年)       9,490  
2013年(平成25年)       10,220  
2014年(平成26年)       11,315  
2015年(平成27年)       12,045  
2016年(平成28年)       11,680  
2017年(平成29年)       12,179  
2018年(平成30年)       12,411  
2019年(令和元年)       12,775

駅周辺

[編集]

勝田市街の南端に位置する。駅の南側に県道を挟んで工機ホールディングス(旧・日立工機)の工場がある。表町商店街の南部に近い。

  • 工機ホールディングス勝田工場
  • 勝田駅南会館
  • ひたちなか市文化会館
  • 石川運動広場
  • 東石川第四公園
    • 第四公園野球場
  • ニューセントラルホテル
  • ケーヨーデイツーひたちなか店

隣の駅

[編集]
ひたちなか海浜鉄道
湊線
勝田駅 - 工機前駅 - 金上駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b 駅名変更のお知らせ 「日工前駅」 が 「工機前駅」に変わります 令和元年10月1日から』(PDF)(プレスリリース)ひたちなか海浜鉄道/工機ホールディングス、2019年9月17日。オリジナルの2020年8月25日時点におけるアーカイブhttps://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11537083/www.hitachinaka-rail.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/d002083ceba4d120e56335ef7d836142.pdf2021年1月15日閲覧 
  2. ^ a b c d 「通勤専用駅を一般開放 茨城交通「日工前」 JRダイヤ改正にあわせて実施」『交通新聞』交通新聞社、1999年1月8日、3面。
  3. ^ a b 湊線百年史』ひたちなか海浜鉄道・一般社団法人交通環境整備ネットワーク、2015年4月1日、241頁https://ecotran.or.jp/minato100/index.html2021年4月12日閲覧 
  4. ^ 「工機ホールディングス株式会社」、6月1日よりスタート 日立工機から社名変更』(PDF)(プレスリリース)日立工機、2018年5月31日。オリジナルの2021年2月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210206130844/https://www.koki-holdings.co.jp/ir/newsrelease/2018/20180531.pdf2021年2月6日閲覧 
  5. ^ “日工前駅を「工機前」に”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 4. (2019年9月28日) 
  6. ^ ひたちなか市統計書各年度版

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]