日域究
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日域 究(じついき きわむ、1952年 - )は、日本の政治家。広島県大竹市議会議員(5期)。
来歴
[編集]広島県大竹市出身、東洋大学卒業[1]。学校法人大竹学園理事長、大竹中央幼稚園園長[2]。2003年(平成15年)大竹市議会議員に初当選[3]、以降5期連続当選。
2014年(平成26年)と2018年(平成30年)に、透明性のある市政運営を掲げて、大竹市長選挙に出馬するも、現職の入山欣郎に敗れる[4][5]。
参考
[編集]違法公金損害賠償請求事件(住民訴訟)
[編集]大竹市が大願寺山に造成した市有地を、鑑定評価額の半額以下で売却したのは違法として、日域をはじめとする住民らが、市長の入山欣郎に対して3億6,300万円の損害賠償を求める住民訴訟が起こした。広島地方裁判所の1審判決では原告が訴えを退けられ、住民側が判決を不服として控訴した。2017年(平成29年)3月9日の広島高等裁判所では、1審・広島地裁判決を変更し、入山に1億4,910万円を請求するよう市に命じた。市は最高裁判所に上告し、2018年(平成30年)11月6日に広島高裁の判決を棄却する判決を下した[6]。
脚注
[編集]- ^ “選挙:大竹市長選/大竹市議補選 あす投開票 /広島”. 毎日新聞. (2018年6月16日)
- ^ “市長候補 じついき究”. 2022年4月1日閲覧。
- ^ “[選挙]大竹市議選 喜びの当選者 /広島”. 毎日新聞. (2003年8月4日)
- ^ “大竹市長に入山氏3選”. 産経新聞. (2014年6月16日)
- ^ “大竹市長選/大竹市議補選 市長選、入山氏が4選果たす /広島”. 毎日新聞. (2018年6月19日)
- ^ 鈴木秀洋 (2019). “「住民訴訟判例解説 違法公金支出損害賠償請求事件 : 地方自治法における二元制を考える : 大竹市[最高裁平成30.11.6判決]」”. 地方自治判例研究会編『判例地方自治』 447: 86-89.