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日向野幹也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日向野 幹也(ひがの みきなり、1954年 - )は、日本の経済学者、教育者。早稲田大学グローバルエデュケーションセンター教授、立教大学元教授、東京都立大学元教授。専門は、リーダーシップ開発論、経済学[1][2]

人物・経歴

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1954年生まれ。1978年、東京大学経済学部卒業。1983年、同大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士号取得[1][2]

1983年、東京都立大学経済学部に勤務し、講師、助教授、教授を歴任。金融論を担当[1][2]

2005年4月、立教大学社会学部教授。2006年、立教大学経営学部教授。立教大学では日本初となる学部必修を含む正課リーダーシップ開発プログラム(BLP:ビジネス・リーダーシップ・プログラム)を立ち上げる[1][2]
以後、BLP主査として、同プログラムの拡充に努め、2008年に文部科学省・日本学術振興会「教育GP」に選定され、2011年に「教育GP」の成果審査の結果、「質の高い大学教育推進プログラム」全国トップ15として、最高ランクの認定を受けるなど、社会的に高く評価されるプログラムへ育て上げた[2][3][4]

日向野は、BLP立ち上げを機に専攻を経済学からリーダーシップ開発にシフトし[1]、2013年4月には、BLPのメソッドを立教大学全学に展開する立教GLP(グローバル・リーダーシップ・プログラム)を立ち上げる[2]。2017年3月まで、立教大学経営学部BLP主査及び立教GLP主査を務める[1]。また日向野は、1916年(大正5年)創部の立教大学体育会テニス部の部長を務めた[5]

BLP/GLPは、2011年日本アクションラーニング協会年間賞、2014年世界アクションラーニング機構World Institute for Action Learning (WIAL,本部ワシントンDC)Academic Sector Awardも受賞[2]

2016年4月-2017年3月、立教大学経営学部国際経営学科客員教授[6]

2016年4月、早稲田大学大学総合研究センター教授[1][2]

2020年4月、早稲田大学グローバルエデュケーションセンター教授[6]

主な著作

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  • 『入門ビジネス・リーダーシップ』共著 日本評論社 2007年
  • 『大学教育アントレプレナーシップ―新時代のリーダーシップの涵養』ナカニシヤ出版 2013年
  • 『高校生からのリーダーシップ入門』筑摩書房 2018年
  • 『「権限によらないリーダーシップ」で組織が変わる』筑摩書房 2024年

脚注

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