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日向製錬所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日向製錬所株式会社から転送)
株式会社日向製錬所
Hyuga Smelting Co., Ltd.
日向製錬所と後背地の鉱さい堆積場
日向製錬所と後背地の鉱さい堆積場
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
883-8585
宮崎県日向市船場町5
設立 1956年昭和31年)9月
業種 非鉄金属
法人番号 1350001006084 ウィキデータを編集
事業内容 フェロニッケル製錬
代表者 社長 武本 拓也
資本金 10億8000万円
売上高 92億4,200万円
(2024年3月期)[1]
営業利益 0円
(2024年3月期)[1]
経常利益 1億4,600万円
(2024年3月期)[1]
純利益 △2,300万円
(2024年3月期)[1]
総資産 103億3,300万円
(2024年3月期)[1]
従業員数 151名
主要株主 住友金属鉱山60%
日鉄ステンレス25%
三井物産15%
外部リンク WEB
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株式会社日向製錬所宮崎県日向市船場町に本社を置くステンレス鋼の原料となるフェロニッケルを製造する会社。住友金属鉱山の子会社。

概要

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インドネシアニューカレドニア等から、ニッケル鉱石(ニッケル品位約2 %)を輸入し、石炭を混ぜ乾燥させた上で電気炉の高温で溶かし、フェロニッケルを製造している[2]。出来上がったフェロニッケルは脱硫の上[2](製品フェロニッケルのNi品位 16 %以上[3]、硫黄分 0.03 %以下[3])は、ステンレス鋼の原料として毎年約10万トン販売している。精錬時に出たスラグは、人工砂「グリーン・サンド」の名称で、鉄鋼・合金鉄製造の溶剤や肥料の原料、ケーソンに充填する詰め物など港湾土木用材や地盤改良材、コンクリート骨材として販売している[4] 。なおグリーン・サンドは毎年、サンプルを第三者機関で分析させることで安全性を担保している[4]

沿革

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  • 1956年3月 現在のイオン日向所在地(日向市日知屋古田町)に「日向製錬所」設立[5]
  • 1968年:日向市古田町から日向市船場町へ移転[6]

事業所

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  • 本社工場日向市船場町

脚注

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  1. ^ a b c d e 株式会社日向製錬所 第94期決算公告
  2. ^ a b 日向製錬所”. 住友金属鉱山. 2023年12月10日閲覧。
  3. ^ a b フェロニッケル”. 住友金属鉱山. 2023年12月10日閲覧。
  4. ^ a b グリーン・サンド”. 住友金属鉱山. 2023年12月10日閲覧。
  5. ^ 住友金属鉱山の沿革
  6. ^ 日向市立図書館レファレンス事例

外部リンク

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