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日信工業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日信工業株式会社
Nissin Kogyo Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 7230
1997年10月3日 - 2020年11月11日
本社所在地 日本の旗 日本
389-0514
長野県東御市加沢801
設立 1953年10月27日
業種 輸送用機器
法人番号 2100001010135 ウィキデータを編集
事業内容 ブレーキ部品の製造
代表者 川口 泰(代表取締役社長)
資本金 36億94百万円
発行済株式総数 65,452,143株
売上高 連結 1,815億80百万円
(2020年3月期)
営業利益 連結 142億63百万円
(2020年3月期)
純利益 連結 112億42百万円
(2020年3月期)
純資産 連結 1,598億27百万円
(2020年3月31日現在)
総資産 連結 2,225億98百万円
(2020年3月31日現在)
従業員数 連結 10,647名 単体 1,383名
(2020年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 本田技研工業 100%
(2020年11月13日現在)
外部リンク 閉鎖
特記事項: 2021年1月1日に日立オートモティブシステムズへ吸収合併され解散。
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日信工業株式会社(にっしんこうぎょう、: Nissin Kogyo Co.,Ltd.)は、かつて存在した自動車部品メーカー。本社は長野県東御市

概要

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四輪車及び二輪車向けブレーキ装置及びアルミ製品等の開発、製造、販売を主力としている。ホンダ系列ではあるが、国内外の他メーカーにも部品を供給している。二輪車向けブレーキ装置のシェアは世界1位である。

2019年10月30日、親会社である本田技研工業が当社、ケーヒンショーワの3社の株式を株式公開買付けで取得することを発表。3社は株式公開買付け成立後、本田技研工業の完全子会社となった。その後、2021年1月1日[1]日立オートモティブシステムズを存続会社とした経営統合を実施(同社は同日に日立Astemoと社名変更[2])し、当社は解散した[3]。経営統合後、東御工場は日立Astemo東御工場[4]、直江津工場は日立Astemo上越工場となった。なお、合併後も「ニッシン(NISSIN)」のブランド名とロゴは引き続き使用されている。

なお、当社は本田技研工業と共同で、持分法適用関連会社であるヴィオニア日信ブレーキシステムジャパンとVEONEER Nissin Brake Systemsの全株式を取得した[5]。なお、ヴィオニアは合弁先のオートリブから分割された企業である。

沿革

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  • 1953年 - 東京都中央区に日信工業株式会社設立。
  • 1961年 - 長野県上田市に本社移転。
  • 1963年 - 四輪車用ドラムブレーキのホイールシリンダの組立を開始。
  • 1968年 - 英LUCAS INDUSTRIES(現・ZF TRW)社とドラムブレーキに関して技術提携し、四輪車用ドラムブレーキの生産を開始。
  • 1997年 - 東京証券取引所2部上場。
  • 2002年 - 東京証券取引所1部指定替え。
  • 2012年 - メキシコに NISSIN BRAKE DE MEXICO,S.A. DE C.V. (現連結子会社) を設立。AEO(Authorized Economic Operator)制度における特定輸出者の承認を取得。
  • 2013年 - 次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」の認定取得。
  • 2014年 - 中国・重慶市に中山日信工業有限公司 重慶分公司を開設。
  • 2015年 - オートリブグループとの間で、四輪車用ブレーキ・コントロール及びブレーキ・アプライ事業の合弁会社化に関する契約を締結。
  • 2016年 - 四輪車用ブレーキ・コントロール及びブレーキ・アプライ事業を日本・米国・中国・タイにおいて会社分割等の方法により分社し、オートリブグループとの合弁事業化を完了。(Autoliv-Nissin Brake Systems。本社:長野県上田市)
  • 2016年 - 本社を長野県上田市から長野県東御市へ移転
  • 2017年 - 長野県より、「職場いきいきアドバンスカンパニー」の認証を取得。
  • 2018年 - 東部工場(長野県東御市)の敷地内にアルミ製品の生産工場を増設。品質管理に関する国際標準規格「IATF16949」の認証を取得。
  • 2019年 - 女性活躍推進法に基づく「えるぼし」の認定取得。
  • 2020年
    • 10月16日 - 本田技研工業による株式公開買付けが成立[6]
    • 11月11日 - 東京証券取引所1部上場廃止[7]
    • 11月13日 - 株式売渡請求により、本田技研工業の完全子会社となる。
  • 2021年1月1日 - 日立オートモティブシステムズ(同日付で日立Astemoへ商号変更)へ吸収合併され解散。

事業所

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生産拠点

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  • 東部工場 - 長野県東御市。現・日立Astemo東御工場。
  • 直江津工場 - 新潟県上越市。現・日立Astemo直江津工場

開発拠点

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関連会社

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 日立オートモティブシステムズ株式会社、株式会社ケーヒン、株式会社ショーワおよび日信工業株式会社の経営統合に関する吸収合併契約締結および効力発生日決定のお知らせ - 日立製作所・本田技研工業・日立オートモティブシステムズ・ケーヒン・ショーワ・日信工業 2020年11月18日(2020年11月27日閲覧)
  2. ^ 統合会社は、日立Astemo(アステモ)へ 新商号および事業ブランドを決定 - 日立オートモティブシステムズ・ケーヒン・ショーワ・日信工業 2020年10月19日(2020年11月27日閲覧)
  3. ^ 日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワおよび日信工業は経営統合を完了し、日立Astemoとして営業開始日立Astemo 2021年1月6日
  4. ^ 日信工業、歴史に幕 1月1日付で新会社信濃毎日新聞2020年12月30日
  5. ^ 日立オートモティブシステムズ株式会社、株式会社ケーヒン、株式会社ショーワ及び日信工業株式会社の経営統合に関するお知らせ日立製作所、本田技研工業、日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業 2019年10月30日
  6. ^ 本田技研工業株式会社による当社株券に対する公開買付けの結果並びに親会社及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ日信工業 2020年10月16日
  7. ^ 本田技研工業株式会社による当社株券に係る株式売渡請求を行うことの決定、当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ日信工業 2020年10月23日

外部リンク

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