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日下部道徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日下部 道徳
生誕 1875年9月21日
日本の旗 日本 三重県
死没 (1937-06-02) 1937年6月2日(61歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1900年 - 1930年
最終階級 陸軍少将
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日下部 道徳(くさかべ どうとく、1875年明治8年)9月21日[1] - 1937年昭和12年)6月2日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将功五級[2]

経歴・人物

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南合貞の次男として三重県に生まれ、のち日下部武右衛門の養子となり、1899年(明治32年)家督を相続する[2]1900年(明治33年)陸軍士官学校第12期卒業[1][3]。翌年、陸軍歩兵少尉に任官[3]近衛歩兵第3連隊附となった[2]。直後、日露戦争に従軍し、その功により功五級金鵄勲章を賜る[2]

1906年(明治39年)憲兵科に転じ、横浜・横須賀各憲兵分隊長、憲兵副官、渋谷憲兵分隊長、宇都宮・小倉各憲兵隊長を経て、1921年(大正10年)7月、陸軍憲兵大佐に進み、大阪憲兵隊長となる[2][4]。その後、1925年(大正14年)5月に憲兵司令部附、翌年3月に陸軍少将・朝鮮憲兵隊司令官を経て、1930年(昭和5年)3月6日に待命、同月25日に予備役に編入した[1][2][4]

栄典

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著作

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  • 『戦士の友』戦友社、1906年。

脚注

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  1. ^ a b c d 福川 2001, 268頁.
  2. ^ a b c d e f 人事興信所 1928, く30頁.
  3. ^ a b 外山 1981, 165頁.
  4. ^ a b 外山 1981, 171頁.
  5. ^ 『官報』第5484号「叙任及辞令」1901年10月11日。
  6. ^ 『官報』第8185号「叙任及辞令」1910年10月1日。

参考文献

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  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026 
  • 人事興信所『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2127124