北海道ボールパーク駅
このページ名「北海道ボールパーク駅」は暫定的なものです。(2021年5月) |
北海道ボールパーク駅(仮称) | |
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ほっかいどうぼーるぱーく | |
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所在地 | 北海道北広島市共栄 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■千歳線 |
キロ程 | (沼ノ端起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
開業年月日 | 2028年(令和10年)夏[1] |
北海道ボールパーク駅(ほっかいどうボールパークえき、仮称)は、北海道北広島市共栄に設置予定の北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線の駅である。
概要
[編集]プロ野球球団北海道日本ハムファイターズが本拠地として2023年3月から使用開始した球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」を含む北海道ボールパークFビレッジに直結する位置に、北広島市からの請願により設置される請願駅である。
歴史
[編集]- 2019年(令和元年)12月11日 - JR北海道が新駅設置を計画[2]。
- 2020年(令和2年)7月6日 - 北広島市が駅設置を請願[3]。
- 2024年(令和6年)秋 - 着工予定[1]。
- 2028年(令和10年)夏 - 開業予定[1] 。
駅構造
[編集]当初の検討段階(2019年末)では複線間に島式ホームを1面設け、試合終了後の混雑による停車時間の増加を見込んで、その2線の両外側を特急・快速列車などの通過線とする構造の、1面4線の駅として建設される予定であった[4]。
しかし、当初の工事費用80 - 90億円規模の見通しが、近年の労務賃金や資材の高騰などを受けて当初の4割増しとなる115 - 125億円規模まで膨れ上がったことから、難色を示した北広島市からの再検討依頼もあった[5]。
2023年、JR北海道は改めて工事費圧縮・工期見直しを行い、同年9月13日に新駅計画を策定した。当初の計画より駅位置が約200メートル北広島駅側へ移動し(北広島駅から約2kmの距離)、改札の位置を球場三塁側「3rd BASE GATE」から直線上の位置としたことで、球場までの距離が当初案の400メートルから300メートルに短縮された。構造も相対式ホーム2面4線となり、既存の上下線を本線(通過線)とし、上下線の外側にホーム付きの待避線を設ける設計となった。また、当初は当駅に折り返し設備も設置する予定であったが、計画見直しによりこれを取り止め、北広島駅に札幌方面への折り返し機能を設置することで代替とすることとした。これにより、設計・行政手続に1年、工事期間は約4年と以前の計画より短縮することができた[6][7][8]。
2024年7月11日、北広島市とJR北海道は、同年秋より設置工事に着手し、2028年夏頃を目途に新駅を開業させることを発表した[1]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 『千歳線新駅設置工事の着手について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2024年7月11日 。2024年7月11日閲覧。
- ^ “北海道ボールパーク(仮称)開業に伴う新駅案の検討状況と北広島駅の改修計画について”. 北海道旅客鉄道株式会社. 2021年5月10日閲覧。
- ^ “北海道日本ハムファイターズボールパーク構想の促進状況について”. 北広島市. 2021年5月10日閲覧。
- ^ 北海道ボールパーク新駅は1面4線の島式地平ホーム、千歳方に引き上げ線_外側に通過線 - 鉄道チャンネル 2019年12月12日
- ^ 日ハム新球場付近に建設「新駅計画」見直しの背景 建設費が4割増しの125億円に、自治体は当惑 - 東洋経済オンライン 2023年6月13日
- ^ 北海道ボールパークFビレッジ隣接地に設置する千歳線新駅計画について - 北海道旅客鉄道 2023年9月13日 (PDF)
- ^ JR北、千歳線新駅の計画変更を発表 ファイターズ本拠地から約300メートルの位置に設置 - 鉄道コム 2023年9月13日
- ^ 「北海道ボールパーク」至近に新駅 球場から約300m - Impress Watch 2023年9月13日