新関岳雄
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新関 岳雄(にいぜき がくお、1917年3月11日[1] - 1986年10月20日[2])は、日本のフランス文学者。山形大学名誉教授。
山形県生まれ。旧制山形中学校、旧制山形高等学校を経て、1941年東京帝国大学文学部仏文科卒業、山形大学助教授、教授[3]、81年定年退官、名誉教授、山形女子短期大学学長。郷里の先輩・阿部次郎についても研究した。
著書
[編集]- 『光と影 ある阿部次郎伝』三省堂ブックス 1969
- 『動かぬ帆船 新関岳雄句集』えんじ句会 1982
- 『若き日の阿部次郎 『三太郎の日記』が世に出るまで』阿部次郎顕彰会 1983
- 『影と声 ある阿部次郎伝』深夜叢書社 1985
- 『文学の散歩道』新関昭男撮影 山形新聞社 1986
翻訳
[編集]- レオン・ブルム『結婚について』福永英二共訳 ダヴィッド社 1951、角川文庫 1959
- C.セーニョボス『フランス民主主義発展史』福永英二共訳 月曜書房 1951
- エドワール・カリック『アムンゼン 極地探検家の栄光と悲劇』松谷健二共訳 白水社 1967
- ジョセフ=エミール・ミュレル『現代美術論』求龍堂 1968
- エンツオ・オルランディ編『トルストイ』「カラー版世界の文豪叢書」評論社 1976