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新藤謙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

新藤 謙(しんどう けん、1927年(昭和2年) - 2016年(平成28年))は、日本の文筆家。本名、新藤 兼次郎(しんどう かねじろう)[1]

生涯

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千葉県生まれ。旧七浦村の七浦小学校卒業[1]。1955年設立のアヴァンギャルド運動団体「製作者懇談会」映画部に所属。『思想の科学』に拠って、NHK受信料不払い運動などから、著作活動を始めた。

著書

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  • 『現代の映像 物神化を排す』永田書房、1970
  • 『流れ者歌謡考』ブロンズ社、1971
  • 『《私説》戦後歌謡曲』三一書房、1977
  • 『百姓一代 評伝・平田良衛』たいまつ新書、1977
  • 『愛と反逆 評伝・猪狩満直』たいまつ新書、1978
  • 『土と修羅 三野混沌吉野せい』たいまつ社、1979
  • 『日本人の感性 うたについて』三一書房、1979
  • 『日本の流行歌手 東海林太郎からピンクレディまで』三一書房、1979
  • 『私のいわき地図』たいまつ社、1979
  • 『テレビ的思考』三一書房、1980
  • 『権力としてのNHK その不偏不党の思想』三一書房、1981
  • 大宅壮一とその時代』東京書籍 東書選書、1983
  • 『大衆芸能論ノート』無明舎出版、1985
  • 『野の思想家真壁仁』れんが書房新社、1987
  • きだみのる 放浪のエピキュリアン』リブロポート シリーズ民間日本学者、1988
  • 『女性史としての自伝』ミネルヴァ書房、1988 シリーズ「女いま生きる」
  • 『精神の原郷 自伝の少年体験』れんが書房新社、1988
  • 『保守の思想 昭和史・幻想と現実』田畑書店、1991 福田恆存竹山道雄を批判
  • 『眺める文化と曝される文化』朝文社、1993
  • 『ぼくは悪人 少年鶴見俊輔東方出版、1994
  • サザエさんとその時代』晩声社、1996
  • 『唸る星雲・草野心平土曜美術社出版販売、1997 現代詩人論叢書
  • 木下順二の世界』東方出版、1998
  • 美空ひばりとニッポン人』晩聲社、1998
  • 『「明治的支配」と市民思想 暗い夜を前に松田道雄を読みかえす』田畑書店、2002
  • 『喜劇の精粋抄』勉誠出版、2003
  • 『国家に抗した人びと』子どもの未来社 寺子屋新書、2004
  • 『昭和動乱と抒情』同時代社、2006
  • 秋山清の詩と思想』土曜美術社出版販売、2008 新・現代詩人論叢書
  • 石牟礼道子の形成』深夜叢書社、2010
  • 『人間愛に生きた人びと―新藤謙評論集』コールサック社、2014
横山正松渡辺一夫吉野源三郎丸山眞男野間宏若松丈太郎石垣りん茨木のり子
  • 『体感する戦争文学』彩流社、2016 フィギュール彩
冊子
  • 『日本は変ったか 戦後60年と丸山眞男』九条社ブックレット、2005
  • 『戦争と文学者の知性 永井荷風野上彌生子渡辺一夫』九条社ブックレット、2006
  • 『兵士の人間性 戦争文学から何を学ぶか』九条社ブックレット、2007
  • 『国民は本当に主権者か 世論・新聞・国家主義』九条舎ブックレット、2009
  • 『現代の批判精神 普遍を求めて』九条舎ブックレット 、2011、

参考記事

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  • 『保守の思想』田畑書店、著者紹介

脚注

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  1. ^ a b 日外アソシエーツ現代人物情報より