新田一郎 (西洋史学者)
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新田 一郎(にった いちろう、1932年 - )は、日本の歴史学者[1]。古代ローマ史およびキリスト教史専攻。京都女子大学教授。
経歴
[編集]伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
- 1932年 宮崎県都城市に生まれる。
- 1955年 熊本大学法文学部西洋史学科卒業。
- 1962年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了。
- 1967年 南九州大学助教授
- 1975年 島根大学文理学部教授
- 1978年 島根大学法文学部教授
- 1990年 金沢大学文学部教授
- 1998年 就実女子大学文学部教授
- 2001年 京都女子大学文学部教授
主要論文
[編集]- 「コンスタンティノポリスの建設とその意義」史林42-5(1959年)
- 「コンスタンティヌスの改宗-その時期と動機をめぐる問題-」西洋史学53(1962年)
- 「ドナティズム運動に関する一考察-セクト運動の性格と意義-」西洋史学70(1966年)
- 「皇帝崇拝とキリスト教迫害」世界史研究論集記念号(1977年)
- 「キルクムケリオーネスに関する一考察-属州の皇帝崇拝を中心にして-」島根大学法文学部文学科紀要6-1(1983年)
著書
[編集]- 『キリスト教とローマ皇帝』(教育社、1980年)教育社歴史新書
主要訳書
[編集]- W.デュラント『世界の歴史7-英雄シーザーと共和制ローマ』(日本ブック・クラブ、1968年)
脚註
[編集]- ^ 新田一郎「新田一郎教授 略年譜・著作目録」『史窓』第063巻、京都女子大学史学会、2006年2月、123-125頁、CRID 1050845762506372992、hdl:11173/747、ISSN 0386-8931。