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新月村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
にいつきむら
新月村
廃止日 1955年4月1日
廃止理由 編入合併
新月村大島村階上村気仙沼市
現在の自治体 気仙沼市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 宮城県
本吉郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 75.79 km2
総人口 5,125
(『宮城県町村合併誌』、1955年3月31日)
隣接自治体 宮城県:
気仙沼市
岩手県
陸前高田市
東磐井郡折壁村矢越村
新月村役場
所在地 宮城県本吉郡新月村月立字松川前69-2
座標 北緯38度54分40秒 東経141度32分42秒 / 北緯38.91106度 東経141.54497度 / 38.91106; 141.54497座標: 北緯38度54分40秒 東経141度32分42秒 / 北緯38.91106度 東経141.54497度 / 38.91106; 141.54497
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新月村(にいつきむら)は、1955年昭和30年)まで宮城県本吉郡の北西部に存在していた村。現在の気仙沼市北西部にあたる。

地理

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  • 山:大森山 (756m)、太田山 (685.6m)、君が鼻山 (672m)、八森平山 (569m)、手長山 (540m)、黒沢山 (535m)
  • 河川:大川、松川、八瀬川、金成沢川

沿革

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  • 1875年明治8年)10月 - 水沢県による村落統合により、新城村と月立村が合併して新月村が成立。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行にともない、新月村単独で村制施行。
  • 1955年昭和30年)2月1日 - 大島村階上村と共に気仙沼市に編入される。

行政

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歴代村長

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氏名 就任 退任 備考
1 佐藤五十橘 1889年(明治22年)4月23日 1897年(明治30年)4月21日
2 小山弘義 1897年(明治30年)4月22日 1905年(明治38年)4月21日
3 軍司貞治郎 1905年(明治38年)4月29日 1913年(大正2年)5月10日
4 吉田秀作 1913年(大正2年)10月6日 1917年(大正6年)10月5日
5 吉田源太夫 1917年(大正6年)12月15日 1921年(大正10年)12月24日
6 小山東治郎 1922年(大正11年)1月24日 1930年(昭和5年)2月15日
7 小野寺庄九郎 1930年(昭和5年)2月16日 1934年(昭和9年)2月15日
8 小山東治郎 1934年(昭和9年)2月16日 1938年(昭和13年)9月10日 再任
9 小山源蔵 1938年(昭和13年)9月17日 1942年(昭和17年)9月16日
10 佐藤文衛 1942年(昭和17年)9月17日 1946年(昭和21年)1月30日
11 小野寺庄一郎 1947年(昭和22年)4月5日 1951年(昭和26年)4月4日
12 西城秀雄 1951年(昭和26年)4月23日 1955年(昭和30年)3月31日

教育

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交通

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鉄道

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  • 国鉄大船渡線 - 駅なし
    同路線には村名を冠した新月駅があるが、駅舎の所在地は新月村内ではなく、西隣の岩手県東磐井郡折壁村(現・一関市)であった。これは、1929年昭和4年)7月31日の折壁駅 - 気仙沼駅間の開業に際して、その中間に位置する新月村にも駅を建設する予定であったが、村内に駅を設置するに適した場所がなかったため、やむを得ず村境を越えて折壁村に100mほど入った地点に建設したことによる。

参考文献

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  • 『新月村誌』(新月村誌編纂委員会、1957)
  • 『宮城県町村合併誌』(宮城県地方課、1958)

関連項目

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