埼玉県立新座総合技術高等学校
埼玉県立新座総合技術高等学校 | |
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埼玉県立新座総合技術高等学校 | |
北緯35度46分44.5秒 東経139度35分5.97秒 / 北緯35.779028度 東経139.5849917度座標: 北緯35度46分44.5秒 東経139度35分5.97秒 / 北緯35.779028度 東経139.5849917度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 埼玉県 |
設立年月日 | 1983年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
電子機械科 情報技術科 デザイン科 総合ビジネス科 服飾デザイン科 食物調理科 |
専攻科 | デザイン専攻科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D111210001226 |
高校コード | 11249G |
所在地 | 〒352-0013 |
埼玉県新座市新塚1-3-1 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
埼玉県立新座総合技術高等学校(さいたまけんりつにいざそうごうぎじゅつこうとうがっこう)は、埼玉県新座市にある職業高等学校。
概要
[編集]埼玉県と東京都の県境に位置した学校で、南側が練馬区大泉学園町で、北側のすぐ近くに陸上自衛隊朝霞駐屯地がある。
電子機械科・情報技術科・デザイン科・総合ビジネス科・服飾デザイン科・食物調理科の6学科ほか、高校卒業生を対象としたデザイン専攻科(2年制の専門学校課程)を設置している。
「生徒の人格を認め、能力の自発的な開発を望むならば、学校にはチャイムは不要である。」との考えから、ノーチャイム制となっている。生徒は自ら管理し行動して欲しいとの願いが込められている。
所在地
[編集]- 埼玉県新座市新塚一丁目3番1号
沿革
[編集]- 1983年(昭和58年)埼玉県立新座総合技術高等学校開校
- 全日制電子機械科・情報技術科・工業デザイン科・商業科・服飾デザイン科、食物調理科設置
- 1988年(昭和62年) デザイン専攻科設置
- 1996年(平成8年) 商業科を国際ビジネス科に改称
- 2005年(平成17年) 工業デザイン科をデザイン科に改称
- 2013年(平成25年)国際ビジネス科を総合ビジネス科に改称
校章
[編集]校門の外に立つコブシの花(新座市の市花)をデザインしたもの。
校章のバッジは純銀製となっている。理由として、技術者のエリートを育てていくという教育方針にのっとり「人間の重厚さと自分の学校に誇りを持たせたかったからで、いぶし銀のような人間に成長してもらいたい」との期待も込められている[1]。
校歌
[編集]校歌の歌詞は3番まである学校が多いが、本校の校歌の歌詞は2番までしかない。
作詞者の方に「(初代)校長先生の語る新座総合の未来への情熱に共感し2番までにすべて歌い込みました。3番もといわれるのなら全部お断りいたします。」と言われたため、やむなく2番までの歌詞となった[1]。
制服
[編集]2022年4月入学生から約30年ぶりに制服が新しくなる。 服飾デザイン科の2・3年生のデザイン画をもとに、デザインが決定した。 女子の青色のリボンは大きく、スカーフで巻いたような特徴的なデザインとなっている。
設置学科
[編集]全日制
[編集]電子機械科
[編集]- 「電子技術」・「機械技術」・「情報技術」の3分野が融合したメカトロニクス技術を学ぶ。
情報技術科
[編集]デザイン科
[編集]1年次はデザインの基礎的な技術や知識を学び、2年次にはレタリング技能検定に取り組み、ポスターや立体模型、ロゴマークなど、具体的なデザインの実習が始まる。3年次の「課題研究」の授業では、自分の進路や興味などに合わせて「芸大・美大への進学コース」・「プロダクトデザインコース」・「ビジュアルコミュニケーションデザインコース」の3コースから1つを選択し、年間を通してより専門的に学ぶ。進学コースでは予備校講師が授業を担当し、受験に向けてのサポートをする。
総合ビジネス科
[編集]ビジネスの専門的スキル習得を目指し、2年次に会計分野の学習を中心とする「会計ビジネス」かマーケティング分野の学習を中心とする「創造ビジネス」の2コースに分かれる。
簿記検定・情報処理検定・ビジネス文書検定・電卓検定・ITパスポート試験などの資格取得を目指す。
服飾デザイン科
[編集]服を作るために必要なミシンの使い方、手縫い、デッサン、デザイン画の描き方など基礎から学べる。被服製作の授業では1人1台のミシンを使える。
3年次の選択科目、ファッション応用技術Ⅱではグループ制作でドレスを作成する。学習成果を発表する場として年2回ファッションショーを行う。
被服製作技術検定(洋裁)、色彩検定などの資格取得を目指す。
食物調理科
[編集]埼玉県の公立高校では、はじめて生まれた食物調理の専門学科。
厚生労働省認可の調理師養成施設で、調理師免許取得のために必要な知識と技術を学ぶ。卒業時に調理師免許を取得できる。
専攻科
[編集]デザイン専攻科
[編集]高校卒業者を対象とした、2年制の専攻科課程。前期・後期の2学期制で、定員は1学年15名、2学年合計30名。
「ビジュアルデザインコース」「プロダクトデザインコース」「ファッションデザインコース」を設置し、各分野の社会人講師による少人数指導を行っている。
Windows、Macintoshがそれぞれ20台ずつ設置されている。1日の授業は3時間、3時間で分かれている。
文化祭では主に生徒が制作したものの販売を行っており、約40万売り上げるほどの人気がある。外部から依頼を受け、イベントのポスターも積極的に制作している。代表作として朝霞市民祭り彩夏祭のポスターなどがある。
入学試験は年2回行われており、試験科目は面接と作品のプレゼンテーションがある。
部活動
[編集]- 運動部
- 文化部
部活動は1年次は原則として全員加入制になっている。
学校行事
[編集]- 文化祭(こぶし祭)
- 6つの学科の特色を活かした出し物等がある。
- 体育祭
- ロードレース大会
- 現場実習
- 2年次に、6日間、企業で実習する。専門的な知識・技術をより深く習得するだけでなく、社会人としてのマナーや正しい勤労観なども身に付ける。
- 修学旅行
- 2年次に行われ、最近は沖縄が主流となっている。
- 課題研究
- 3年次になると大半の時間をこれに費やすこととなる。デザイン科は3月に卒業展覧会として一般公開する。
交通
[編集]- 東武東上本線「朝霞駅」より西武バス「大泉学園駅行」に乗車し(乗車時間約15分)、「新座総合技術高校」バス停下車、徒歩1分。
- 西武池袋線「大泉学園駅」より西武バス「朝霞駅行」に乗車(乗車時間約15分)、「都民農園セコニック」バス停下車、徒歩1分。