新小野田発電所
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新小野田発電所 | |
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しんおのだはつでんしょ | |
種類 | 火力発電所 |
電気事業者 | 中国電力 |
所在地 |
日本 山口県山陽小野田市新沖2-1-1 |
北緯33度58分9.4秒 東経131度09分51.1秒 / 北緯33.969278度 東経131.164194度座標: 北緯33度58分9.4秒 東経131度09分51.1秒 / 北緯33.969278度 東経131.164194度 | |
1号機 | |
発電方式 | 汽力発電 |
出力 | 50万 kW |
燃料 | 石炭、木質バイオマス |
熱効率 | 41%(HHV) |
営業運転開始日 | 1986年(昭和61年)4月 |
2号機 | |
発電方式 | 汽力発電 |
出力 | 50万 kW |
燃料 | 石炭、木質バイオマス |
熱効率 | 41%(HHV) |
営業運転開始日 | 1987年(昭和62年)1月 |
公式サイト:中国電力株式会社 新小野田発電所 |
新小野田発電所(しんおのだはつでんしょ)は、山口県山陽小野田市新沖2-1-1にある中国電力の石炭火力発電所。
概要
[編集]1986年4月に1号機が運転を開始、2号機までが建設された。設備の稼働率は95%となっており、定期点検で発電を停止しているときを除いてフル稼働している。
地球暖化防止に向けた取り組みの一環として、二酸化炭素の排出量を削減する目的で2007年8月30日から、中国電力初となる木質バイオマスの混焼発電を開始した。
発電設備
[編集]- 1号機
- 定格出力:50万kW
- 使用燃料:石炭、木質バイオマス
- 蒸気条件:超臨界圧(Super Critical)
- 熱効率:41%(高位発熱量基準)
- 営業運転開始:1986年(昭和61年)4月
- 2号機
- 定格出力:50万kW
- 使用燃料:石炭、木質バイオマス
- 蒸気条件:超臨界圧(SC)
- 熱効率:41%(高位発熱量基準)
- 営業運転開始:1987年(昭和62年)1月
石炭搬送用コンベア火災
[編集]2014年8月17日16時38分頃、ボイラへ石炭を搬送するコンベアにて火災が発生、これに伴い石炭供給ができなくなり1号機が同日20時57分に、2号機が22時頃にそれぞれ発電を停止した[2]。点検の結果、火災により石炭搬送用コンベアが一部焼損したが、ボイラ等の発電設備については異常はなかった。
現在、冬季重負荷期前の発電再開に向け、コンベア設備の復旧作業が行われている[3]。設備復旧後の発電再開は1号機が11月7日、2号機が11月20日頃を見込んでいる[4]。