新保智
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新保 智(しんぽ さとし、1951年9月15日 - )は、日本の郵政官僚、実業家。郵政事業庁近畿郵政局長や、日本郵政公社郵政総合研究所長を務めた。
人物・経歴
[編集]1974年一橋大学経済学部卒業、郵政省入省[1]。2001年から郵政事業庁近畿郵政局長を務め、高祖憲治派の公職選挙法違反に絡み前局長らが逮捕された事件で、「郵政事業に対する国民の信頼を損ねた」と謝罪し、信頼回復にあたった[2][3]。
2003年からは日本郵政公社近畿支店長を務め[4]、豊中郵便局保険課課長代理ら職員17人が、簡易保険の不正契約を行っていたことが発覚したことを受け、再発防止に取り組んだ[5]。2004年日本郵政公社郵政総合研究所長。2005年財団法人郵便貯金振興会理事。2007年株式会社NTTデータ監査役[1][4]。2021年瑞宝中綬章受章[6][7]。
脚注
[編集]- ^ a b 役員の異動および人事異動について 役員の異動および人事異動について平成19年5月11日 各 位 会 社 名 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
- ^ 近畿郵政局新局長が謝罪 就任会見で京都新聞 01/10/12
- ^ 「起訴の近畿郵政局長らを休職に 郵政事業庁」毎日新聞 01/10/10
- ^ a b 「2010年3月期 有価証券報告書(PDF:140ページ, 1,835KB)」NTTデータ
- ^ <簡易保険>豊中郵便局が421件の不正契約 大阪(毎日新聞) 2003年07月30日(水)
- ^ 秋の叙勲受章者毎日新聞 2021/11/3 東京朝刊
- ^ 『官報』号外第250号、令和3年11月4日