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新井正男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

新井正男(あらい まさお、1925年10月4日[1] - 2019年1月6日[2])は、日本の法学者弁護士英米法学者中央大学名誉教授埼玉県熊谷市出身。

略歴

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1949年司法試験合格。1950年、中央大学法学部卒業。1950年同大学院法学部助手(指導教授:守屋善輝[3])。この後、司法修習修了。1955年、同法学部助教授。1962年、中央大学法学部教授。1963年イギリスロンドン大学アメリカミシガン大学ロースクールに研究留学(~1965年)。1967年中央大学通信教育学部部長、1975年同日本比較法研究所長、1985年中央大学附属中学校・高等学校校長を歴任。1996年中央大学定年退職。同名誉教授弁護士登録第二東京弁護士会所属)[4]

1982年、学位論文「判例法理論の研究」で、法学博士中央大学[5]

著書

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  • イギリス法講義』(文久書林、1960年初版・1967年増補版)
  • 砂田卓士と共編『英米法講義』(青林書院新社、1971年初版・1992年補訂版)
  • 『イギリス法の基礎』(文久書林、1973年初版・1984年第3版)
  • ゴードン・ボーリー、オーブリー・L・ダイヤモンド共著池上俊雄と共訳『消費者保護:イギリス法の歩み』(中央大学出版部、1975年初版・1995年新版第3刷)
  • 『判例の権威 : イギリス判例法理論の研究』(中央大学出版部、1987年)
  • 現代信託法研究会編『英米信託法辞典』(分担執筆、きんざい、1996年)

脚注

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  1. ^ 「献呈の辞」『法学新報 103(11・12)』1997.10.25 巻頭p1
  2. ^ “訃報 新井正男さん 93歳=中央大名誉教授、英米法 /東京”. 毎日新聞社. (2019年1月9日). https://mainichi.jp/articles/20190109/ddl/k13/060/020000c 2019年1月12日閲覧。 
  3. ^ 「献呈の辞」『法学新報 103(11・12)』1997.10.25 巻頭p1
  4. ^ 以上につき、「新井正男先生略歴」『法学新報 103(11・12)』1997.10.25 p335
  5. ^ 博士論文書誌データベース

外部リンク

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先代
下村康正
中央大学通信教育部長
1967年 - 1969年
次代
山本徳栄
先代
小堀憲助
中央大学日本比較法研究所所長
1975年 - 1978年
次代
横井芳弘