斎藤修 (千葉大学)
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斎藤 修(さいとう おさむ、1951年3月15日 - [1])は、日本の経済学者。埼玉県八潮市生まれ。千葉大学名誉教授。専攻はフードシステム学・農業経済学。
略歴
[編集]1974年千葉大学園芸学部を卒業し、1981年東京大学大学院農学系研究科博士課程(農業経済学専攻)単位取得、同年に広島大学助手(生物生産学部)、1988年助教授、1992年広島大学教授(生物生産学部)を経て、1997年10月から千葉大学大学院園芸学研究科教授(園芸学部、翌年3月まで広島大学と兼任教授)、2016年3月定年、千葉大学名誉教授[2]。農学博士(東京大学・1983年)。2017年から昭和女子大学客員教授[3]。
学会・社会活動等
[編集]日本フードシステム学会会長(2008-2016年、4期8年)、日本農業経済学会副会長(2010-2012年)、中国フードシステム研究会顧問(2014年-)。
学会賞:日本農業経済学会賞(1987年)、日本農業経済学会学術賞[4](2000年)、日本フードシステム学会学術賞[5](2008年)、日本フードシステム学会功績賞[6](2018年)。
農林水産省食料・農業・農村審議会専門委員(2000-2005年)、同食品産業部会臨時委員(2007-2010年)、農林水産省独立行政法人評価委員農業技術部会長(2011-2014年)、内閣府総合科学技術・イノベーション会議評価専門調査会専門委員[7](2014-2016年)、農林水産省国立研究開発法人審議会会長[8](2015年-)、NPO有機農業生産者団体中央会(JAS有機認証団体)理事長[9](2004年-)。
著書
[編集]単著
[編集]- 「フードシステムの革新とバリューチェーン」(農林統計出版、2017年)
- 「地域再生とフードシステム―6次産業、直売所、チェーン構築による革新」(農林統計出版、2012年)
- 「農商工連携の戦略―連携の深化によるフードシステムの革新」(農山漁村文化協会、2011年)
- 「食料産業クラスターと地域ブランド―食農連携と新しいフードビジネス」(農山漁村文化協会、2007年)
- 「食品産業と農業の提携条件―フードシステム論の新方向」(農林統計協会、2001年)
- 「フードシステムの革新と企業行動」(農林統計協会、1999年)
- 「産地間競争とマーケティング論」(日本経済評論社、1986年)
編著
[編集]- 「フードバリューチェーンの国際的展開」斎藤修編著(農林統計出版、2020年)
- 「医福食農の連携とフードシステムの革新」日本フードシステム学会監修 斎藤修・高城孝助編著(農林統計出版、2018年)
- 「日本フードシステム学会の活動と展望(フードシステム学叢書第5巻)」斎藤修監修 斎藤修編著(農林統計出版、2016年)
- 「フードチェーンと地域再生(フードシステム学叢書第4巻)」斎藤修監修 斎藤修・佐藤和憲編著(農林統計出版、2014年)
- 「JAのフードシステム戦略-販売事業の革新とチェーン構築」斎藤修・松岡公明編著(農山漁村文化協会、2013年)
- 「十勝型フードシステムの構築」日本フードシステム学会監修 斎藤修・金山紀久編著(農林統計出版、2013年)
- 「東アジアフードシステム圏の成立条件」日本フードシステム学会監修 斎藤修・下渡敏治・中嶋康博編著(農林統計出版、2012年)
- 「地域ブランドづくりと地域のブランド化-ブランド理論による地域再生戦略」岸本喜樹郎・斎藤修編著(農林統計出版、2011年)
- 「地域ブランドの戦略と管理」斎藤修編著(農山漁村文化協会、2008年)
- 「青果物フードシステムの革新を考える」(フードシステム研究シリーズ6)斎藤修編著(農林統計協会、2005年)
- 「食品系統研究」(中国語)斎藤修・安玉発編著(中国農業出版社、2005年)
- 「農業資材産業の展開」(戦後日本の食料・農業・農村 第7巻)、斎藤修・高倉直編著(農林統計協会、2004年)
- 「小麦粉製品のフードシステム」斎藤修・木島実編著(農林統計協会、2003年)
- 「青果物流通システム論のニューウェーブ」斎藤修・慶野征〓編著(農林統計協会、2003年)
- 「農と食とフードシステム」稲本志郎・大西緝・斎藤修・安村硯之編著(農林統計協会、2002年)
- 「フードシステム学の理論と体系(フードシステム学全集第1巻)」高橋正郎監修 高橋正郎・斎藤修編著(農林統計協会、2002年)
- 「フードシステムの構造変化と農漁業(フードシステム学全集第6巻)」高橋正郎監修 土井時久・斎藤修編著(農林統計協会、2001年)
- 「新食糧法下における米の加工・流通問題(フードシステム研究シリーズ4)」斎藤修編著(農林統計協会、1999年)」
監修
[編集]- 「フードシステム革新のニューウェーブ」佐藤和憲編著(日本経済評論社、2016年)
- 「現代の食生活と消費行動(フードシステム学叢書第1巻)」茂野隆一、武見ゆかり編著(農林統計出版、2016年)
- 「食の安全・信頼の構築と経済システム(フードシステム学叢書第2巻)」中嶋康博・新山陽子編著(農林統計出版、2016年)
- 「グローバル化と食品企業行動(フードシステム学叢書第3巻)」下渡敏治・小林弘明編著(農林統計出版、2014年)
- 「フードチェーンと地域再生(フードシステム学叢書第4巻)」斎藤修・佐藤和憲編著(農林統計出版、2014年)*編著と重複
- 「フードシステム学会の活動と成果(フードシステム学叢書第5巻)」斎藤修編著(農林統計出版、2016年)*編著と重複
脚注
[編集]- ^ “農と食の応援団・斎藤修”. www.ruralnet.or.jp. 2019年3月27日閲覧。
- ^ “千葉大学案内”. www.h.chiba-u.jp. 2019年3月27日閲覧。
- ^ “教員紹介|食安全マネジメント学科|生活科学部|昭和女子大学”. swufoodsafety.jp. 2019年3月27日閲覧。
- ^ “表彰/日本農業経済学会(AESJ)”. www.aesjapan.or.jp. 2019年3月27日閲覧。
- ^ “学会賞 | 日本フードシステム学会”. www.fsraj.org. 2019年3月27日閲覧。
- ^ “学会賞 | 日本フードシステム学会”. www.fsraj.org. 2019年3月27日閲覧。
- ^ “総合科学技術・イノベーション会議評価専門調査会名簿”. 2019年3月27日閲覧。
- ^ “国立研究開発法人審議会委員等名簿”. 2019年3月27日閲覧。
- ^ “日本有機農業生産団体中央会/有機中央会の紹介”. www.yu-ki.or.jp. 2019年3月27日閲覧。